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頼みはやっぱり中国経済

株式市場は相変わらずの強さですね。

昨日の米国株式は、主要な株価指数が軒並み上昇しました。

今日の東京市場も、序盤から日経平均やTOPIX(東証株価指数)は上昇しました。

株高は続く」というのがジェイの予想です。

今回は、中国経済と資源価格の観点から、株高トレンドが続く可能性について考えてみます。

今回のキーポイント

1中国の経済が復活の兆しを見せている
24月の後半から資源価格が上昇している
3資源価格の上昇は株価の上昇要因となる

やっぱり中国経済の存在感はでかい!

中国の経済が復活の兆しをみせています。

この点を経済の指標データでみてみましょう。

中国の指標データ

まずは、製造業の状況にかんする指標データです。

期間(2019年以降)

上のチャートは、今月1日に発表された5月 のCaixin製造業購買担当者景気指数(PMI)です。

この指数は、製造業で原材料や部品などの仕入れを担当している購買担当者へ行ったアンケートをもとに、景気の先行きを判断する経済指標のひとつです。

50ポイント以上経済の状態が良い
50ポイント以下経済の状態が悪い

という見方をします。

5月の結果は「50.7」でした。

次にサービス業にかんする指標データです。

今日(6/3)、 5月のCaixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が発表されました。

この指標は、400社を超える民間サービス企業の購買担当役員のアンケートに基づいて計算される指数です。

中国国内のサービス業の状況を知るうえで、重要な指標データです。

期間(2019年以降)

5月の結果は「55.0」でした。

こちらも好不況の分岐点となる50ポイントを上回りました。

どちらのPMI指数も株価と同じV字回復ですね。

コロナショックの影響により景気の低迷が長引く懸念がある中、重要な指標データが連続して50ポイントを上回ったことは、中国の経済が予想外に早く回復する可能性が高まっていることを示しています。

リンクする中国経済の復活と資源価格の上昇

中国の経済が急速に回復するならば、まずは資源価格が上昇するはずです。

なぜなら経済の活動には資源が必要不可欠だからです。

そして中国は大量の資源を輸入する経済大国です。

資源価格の動きをチャートで確認してみましょう。

採用するデータは「CRB指数」です。

この指数は代表的な商品先物指数のひとつです。
原油や貴金属、そして農産物など主要な19の品目で構成され、それらの先物価格をベースに計算されます。
一般的に、世界の物価や景気の先行きを読む指標として注目されています。

ではチャートをみてみましょう。

日足(年初来)

3月のコロナショックの影響により、4月のCRB指数は全般的に下落トレンドを形成していることがわかります。

この流れが変わったのが4月20日でした。

この日、ニューヨークの原油先物価格が史上初となるマイナス価格をつけました
しかし、その後は緩やかな上昇トレンドを維持しています。

原油の先物価格と連動するように、CRB指数も緩やかな上昇トレンドへ転じていることがわかります。

CRB指数の上昇は、中国や他の国が経済活動の再開に乗り出したことで景気が回復へ向かう、という市場の思惑を反映している動きです。

そして現在-

思惑通り中国の経済が復活しつつあることが具体的な数値で確認されました。

この状況が続くならば、景気と連動している資源価格も緩やかな上昇トレンドを維持するでしょう。

資源価格と株式はリンクしている

資源価格と株式市場はリンクしています。

なぜなら...

1資源価格の上昇で資源関連の企業の業績が回復する
2資源を運ぶ量が増えることから物流が活発になる
3資源を開発するモノやサービスの需要が増える

からです。

1の理由はわかりやすいですね。

米国ではエクソンモービル(XOM)やシェブロン(CVX)といった伝統的なエネルギー企業はもちろん、シェールオイルの開発を手掛ける新興企業まで、資源関連の企業が多く存在します。
資源価格の上昇によって、これら企業は採算を取ることができる環境でビジネスを活発に行うでしょう。

資源価格が上昇し、資源関連の企業が活発化すれば、資源を運ぶ必要がでてきます。

ここで理由2です。

産出された資源を運ぶために陸運の鉄道、海運の船舶、そして空運の航空と、物流全般に携わる企業のビジネスが活性化します。
例えばフェデックス(FDX)やUPS(UPS)といった代表的な物流企業の業績が回復する可能性があるでしょう。

物流ビジネスが活性化すれば、新たな資源の開発が続々と始まるでしょう。

ここで理由3です。

資源の開発には重機や建機が必要です。
これらを開発&販売しているのが米国でいえばキャタピラー(CAT)、日本でいえばコマツ(6301)です。

このように資源価格の上昇は、単に資源にかかわる企業だけでなく、いろいろな企業にとってポジティブな影響をもたらします。

その影響は株価指数の押し上げ要因ともなるのです。

今回のまとめ

今回のまとめです。

1中国の経済に復活の兆しあり
2中国の経済活動は資源価格の上昇をサポートしている
3資源価格の上昇は色々な企業にとってポジティブな要因となる
4資源価格の上昇は株価指数の上昇につながる

以上です。

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