サッカー⚽というスポーツがあります。
ジェイも好きで良く見るスポーツの一つです。
サッカー⚽は、オフェンス(攻撃)とディフェンス(守備)を担う選手がいて、この二つのポジションをつなぐのが中盤の選手...
というかたちで、チームの役割分担がハッキリしているスポーツです。
これから投資を始める人や投資をして経験が浅い人には、サッカーの役割分担を参考にするのが良いとジェイは思っています。
なぜか?
投資のお金を効率よく振り分ける際の参考となるからです。
今日から3回にわたって、サッカー⚽チームの観点から米株の投資をどのようにしたらいいのか?
この点について考えてみます。
【サッカー投資シリーズその1】オフェンス力を高めるならハイテク株
今日のポイント
お金の60%はオフェンス株へ
サッカーの役割分担から学ぼう
株式の投資とサッカーってどう関係あるんですか?
おれは野球の経験しかないんですが...
稼男さん
別に今からサッカーをやろうってことじゃないんだよ😅
サッカーの「役割分担」を米株の投資に役立てようってことなんだ
役割分担?
サッカーは
・攻撃を担当するオフェンスの選手
・守備を担当するディフェンスの選手
・オフェンスとディフェンスをつなぐ中盤の選手
でひとつのチームができあがるんだ
それくらいは知っていますよ~
この「役割分担」を投資をするお金を割り振るときに参考にしようってことなんだよ
お金の役割分担、ですか?
そう
お金の役割分担をハッキリさせておけば、投資する株が自然と決まってくるんだよ
具体的にはどうやってやるんですか?
そうだね
この話は大事なので、オフェンスとディフェンスに分けて話した方が良いね。
今日はオフェンスの話をしよう!
まずは資金の振り分けを考えよう
大事なのは、手持ちのお金をどの株にどのくらい振り分けるのか?
すべては、ここを考えるところから始まります。
オフェンス=成長株
サッカーでいうオフェンス(攻撃)に振り分ける資金は...
成長株を買うお金です。
成長株は...
グロース株とも言います。
成長株の特徴は...
- ビジネスの急速な拡大が期待できる
- 値幅が大きい
- 株価は割高の傾向にある
- 配当がない
ディフェンスの資金は成長株へ投資するためのお金
一方、ディフェンス(防御)に振り分ける資金は...
高配当の株
に投資します。
高配当の銘柄の特徴は...
- 高いブランド力がある
- 市場で一定のシェアを占め利益が安定している
- 高配当の企業が多い
- 急速な成長は期待できないが成熟した企業である
振り分ける割合はどうするの?
オフェンスとディフェンスの株に振り分ける割合はどうすればよいでしょうか?
この点については...
- 投資に使えるお金の額
- マーケットの状況
によって異なります。
投資を始めるとき、最低でも100万円のお金が必要だとジェイは考えています。
あなたの手元に100万円のお金があるとしましょう。
そして今の米株の状況を考えると...
60万円をオフェンス株
40万円をディフェンス株
にそれぞれ振り分けるのがベターな選択だとジェイは考えています。
オフェンスを担当するお金
なぜ、オフェンス株の割合が高いのか?
それは、帝国化したハイテク企業と成長性が期待できるプラステック(+Tech)が、米株の上昇をけん引しているからです。
このことは、ハイテク株が多く上場するナスダック指数のパフォーマンを見ればひとめでわかります。
この傾向は、コロナショック後に生まれた新しいトレンドです。
ジェイは、新型コロナを単なるウイルスだとは思っていません。
新型コロナは...
時代を変える存在
だと思っています。
時代を変える存在ということは...
コロナ以前のような世界はもう来ない
とういことです。
そうなると、コロナショックで急速に変わったコトについて考える必要があります。
例えば、働き方や生活の仕方、または教育の現場での急速な変化です。
これらの変化に共通しているのは...
テクノロジーが問題を解決してくれるツール
になっているということです。
そう考えると、テクノロジーを積極的に取り入れているハイテク企業が今後も成長するでしょう。
ハイテク企業といってもたくさんあります。たとえば帝国化したハイテク企業では...
GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)
のいずれかの株を保有するのがベターな選択です。
しかし一つ難点があります。それは...
株価が高い
ということです。
米株は1株から投資ができます。
しかし、上のチャートをみるとアマゾン(AMZN)の株価は現在3000ドルです。
この株価にドル円の為替レートを掛けると、たった1株買うのに...
約32万円必要です。
100万円しかない資金で、一企業の1株に32万円も使うのは効率的とは言えません。
なので、もっと株価が低くて成長の見込める新興の企業にお金を振り分けるほうが、ジェイは良いと考えています。
こういった企業をジェイは...
プラステック(+Tech)
と呼んでいます。
プラステック(+Tech)とは、軸となるビジネスにテクノロジーを取り入れて、新たなモノやサービスを提供する新興の企業のことです。
例えばフィンテックなんかは良い例でしょう。
ジェイが注目するフィンテック企業
- オンラインで税務処理のサービスを提供するアバララ(AVLR)
- オンライン決済のサービスで最大手のファイサーブ(FISV)
- モバイル決済サービス大手のスクウェア(SQ)
- オンラインバンキング事業で急成長しているQ2ホールディングス(QTWO)
フィンテック以外にもフードテック、ヘルステックそして教育テックといった、色々なプラステック(+Tech)企業があります。
ジェイが注目する他のプラステック(+Tech)企業
- 今やフードテックの代表格となったビヨンド・ミート(BYND)
- 最大手のオンライン診療サービスを提供するテラドック(TDOC)
- 慢性疾患をオンラインで管理するリボンゴヘルス(LVGO)
- オンライン教育で成長中のチェグ(CHGG)
これら企業は100ドル前後で推移しています。
10株ずつ買う場合、うまくいけば6つのプラステック(+Tech)企業に分散してお金を振り分けることができます。
オフェンス株は短期決戦
少ないお金でオフェンス株に投資するとき、最も重要となるのが...
短期で利益を確定する
短期決戦の戦略をつらぬくことです。
なぜなら、成長株は大きな価格の上昇が見込める一方、大きく下落するリスクもあるからです。
特にプラステック(+Tech)企業はそうです。
短期決戦のポイントは...
利益を確定するルール
を決めておくことです。
例えば...
- 買った価格から何パーセント上昇したら売る
- 買った価格から何ドル上昇したら売る
- 買ってから利益が出ている状況で何日後に売る
というように。
そして、短期決戦で得た利益は再投資に回すのです。
この点については、明日のディフェンスの記事でお話します。
まとめ
今回のまとめです。
- 米株の投資はサッカーの役割分担を参考にしよう
- 成長株をオフェンス株、高配当株をディフェンス株と見立てよう
- オフェンス株の割合は60%がおすすめ
- 帝国化したGAFAの株価は高すぎる
- これから成長が期待できるプラステック(+Tech)の企業に注目
以上です。