今朝は、曇り時々雨というさえない天気でした。
午後から日が出てきて、気温も上昇してます。
これだけ寒暖の差が激しいと体調の管理が大変ですよね。
人間の最大の資本は...
健康
です!
楽しい?投資ライフも健康あってこそですからね!
さて、今日の株式市場ですが、日本の株式は鳴かず飛ばずの状況です。
底堅いですが、上値への警戒感も根強い、といったところですね。
一方、東京時間の米株の株価指数先物はプラス圏で推移中。
ナスダック指数が相変わらず強いですね。
株高トレンドが続く中、興味深いのが米ドルの動向です。
今日はこの点について考えてみます。
米国の株式は堅調地合いを維持 / 高まる米ドル安の圧力
投資家の心理は落ち着いている
米国の株式市場は、今後も底堅い地合いが続くとジェイは予想しています。
投資家の不安心理を示すと言われている…
恐怖指数
を確認すると、6月の2週目に上昇する展開がありましたが、その後は低下基調となっています。
恐怖指数が低下しているこということは...
投資家の不安心理が後退している
ことを意味します。
恐怖指数って何ぞや?と思う人は、以下のコメントをご覧ください。
「反落 ⇒ 押し目買いのチャンス」は変わらず
投資家の不安心理が後退している最大の要因は...
市場が抱く政策の期待
にあります。
この点については昨日のコメントで詳しく述べています。
ジェイは、現在の株式市場の状況を「政策相場」と呼んでいますが、この相場が大きな転換点を迎えるとするならば、今のところ、以下の2つの要因が考えられます。
- 大規模なコロナショック第2波の発生
- FEDが政策自体を大きく変更する
この2つの要因が市場で意識されない限り、株高の調整(反落)は見られても、株安トレンドへ転換する可能性は低いでしょう。
高まる米ドル安の圧力
興味深いのは、株高の局面でますます米ドル安の圧力が高まっていることです。
この点については、今週のパフォーマンスをみるとわかりやすいでしょう。
・JPY=円
・MXN=メキシコペソ
・EUR=ユーロ
・GBP=英ポンド
・AUD=豪ドル
・BRL=ブラジルレアル
チャートのドル円の騰落率をみると、若干ながらマイナスとなっていることがわかります。
ドル円がマイナスということは...
米ドル売り圧力が円売り圧力を上回っている
ということです。
米国の中央銀行にあたるFEDが超金融緩和政策を導入して以降、株高の局面では円安優勢の場面が多く見られました。
それゆえ、ドル円は107円から109円のレンジを保っていました。
しかし現在のドル円は...
106円台へ下落
しています。
株高トレンドが続いているにもかかわらず、です。
米ドル売りと円売りの圧力がぶつかり合っているため、106円台を維持していますが、この状況で株高の調整圧力、つまり...
株安の圧力
が高まれば、ドル円は105円台へ突入する可能性が高いでしょう。
なぜか?
株安の局面では...
円高の圧力 > 米ドル高の圧力
という力関係が出来上がっているからです。
これもFEDによる大量の米ドル供給策が原因です。
ドル円の下落は米株投資のチャンス!
ジェイの予想どおり、ドル円が105円台へ下落する場合...
米国株式へ投資するチャンス!
です。
なぜか?
価値の高い円で価値の低い米ドルを買うことができるからです。
米国株式の投資に米ドルは欠かせません。
米ドルを得るためには、為替市場で手持ちの円資金を米ドルへ交換する必要があります。
この際、円高であればあるほど有利です。
また、手数料なども米ドルで計算されます。
同じ1米ドルの手数料でも105円と110円では、取引を繰り返すごとに大きな差となります。
リターンと同じく...
コストに対する感覚を磨く
ことも投資においては重要です。
この点については、こちらのコメントをご覧ください。
まとめ
今日のまとめです。
- 相変わらず「政策相場」の株高が続ている
- 株高の局面では米ドル売りの圧力が高まっている
- ドル円は105円台へ下落する可能性あり
- 円高は米株を投資するチャンスと考えよう!
以上です。