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【アバララ】ジェイが考えるテクニカル分析のコツ【AVLR】

ー この記事は3分で読めますー

前回は、買いのポイントをさがすコツについて書きました。

しかし、これだけでは株を買うことはできません。

買いのポイントを見つけても...

そのポイントに株価が下落する可能性があるかどうか?

これを考える必要があるからです。


そこで今回は...

買いのポイントまで株価が下落するかどうか?をさぐるコツ

についての記事です。

『株を買うときにいつもためらってしまう...』
『株価のトレンドを読むことができない...』

と悩んでいる人にとって、今回の記事が何らかの参考になればうれしいです!


前回の記事を読んでない方は以下のリンクからどうぞ。


前回の記事



結論

『移動平均線』と『RSI』はテクニカ指標の中でもメジャーな存在。テクニカル分析ではメジャーなテクニカルを使うのがキホン。なぜなら、メジャーなテクニカル指標は多くの投資家に使われており、多くの投資家が使うということは、そのテクニカルの水準が重要な売買のポイントとなりやすいから。

この記事の対象となる人

・株を買う時にためらってしまう人
・テクニカル分析の基本を覚えたい人

テクニカル分析の基本

さて、前回の記事では『下落の可能性をさぐるコツ』として...

・テクニカル分析を使おう
・複数のテクニカル分析を組み合わせよう

で終わりました。


そもそも『テクニカル分析って何??』という読者の方がいると思います。

なので、まずはテクニカル分析について説明しますね。


テクニカル分析って何?

『テクニカル分析』を簡単にいうと...

・チャート上の価格だけをみる
・チャート上テクニカル指標を描画する
・価格とテクニカル指標の動向をくらべる
・トレンドやパターンをみる

という分析方法です。


そしてテクニカル分析には、メリットとデメリットがあります。

テクニカル分析のメリット

・わかりやすい
・経済や金融の知識がなくても使える
・テクニカル指標を組み合わせると予測の精度が上がる

テクニカル分析のデメリット
・チャート以外の情報を読み取ることができない
・現実の動きを反映しないことがある
・現実の動きから遅れて売買シグナルが出ることがある

どんなことにも言えることですが、人間が考えることにカンペキな方法なんてはありません。

なので、テクニカル分析をするときは、上のメリットデメリットをちゃんと覚えておくことが重要です。


さて、テクニカル分析のキホンがわかったところで、次はテクニカル指標を使うときのコツについてお話します。

こちらもとても重要なことです。


テクニカル分析を使うときのコツ

投資をするならテクニカル分析はさけて通れません。

そしてテクニカル分析をするときにはコツ』があります。それは...

メジャーなテクニカルの指標を使う

ことです。


テクニカル分析で使われる指標には、メジャーなものからマイナーなものまで、本当に数多くの指標があります。

ジェイも色んなテクニカルの指標を試してきました。

そこでわかったことが、『メジャーなテクニカルの指標をつかう』ということです。


なぜ『メジャーな』テクニカル指標なんでしょうか?

その理由は、前回の記事にあった『投資家の意識が集まりやすいポイント』は、メジャーなテクニカル指標のポイントであることが多いからです。

もっと分かりやすくいうならば...

メジャーなテクニカル指標は多くの投資家が使っているので、自然とメジャーなテクニカル指標が示す水準が、サポートポイントやレジスタンスポイントになる可能性が高い

ということです。


今回、ジェイが選んだメジャーなテクニカル指標は...

・移動平均線
・RSI(相対力指数)

のふたつです。


移動平均線って何?

まずは移動平均線の説明から。


移動平均線とは?

ある一定期間の価格の平均値を計算します。それをチャート上に折れ線グラフで表したものが移動平均線となります。設定する期間については5日、10日、20日...200日と色々あります

ジェイが株価を分析するときは、5日、10日、20日、25日、50日、75日、90日、100日そして200日の期間の移動平均線をみることが多いです。

ちなみに20日と25日は1か月の平均、90日は3か月の平均、そして200日は1年間の平均的なトレンドを移動平均線でみることになります。


RSI(相対力指数)って何?

次にRSI(相対力指数)について。


RSI(相対力指数)とは?

RSIとは「Relative Strength Index」の頭文字をとった略語です。買われすぎか?それとも売られすぎか?を判断するためのテクニカル指標です

どうやって『買われすぎ』『売られすぎ』を判断すのかというと...

RSIの数値は0~100のレンジで推移します。一般的に、70~80%の水準以上では買われすぎ20~30%以下の水準では売られすぎと判断します。

移動平均線もRSIも単純なラインで表記されるので、テクニカル分析の知識がない初心者の方が最初に学ぶには、とても良い指標だとジェイは思います。

なので、今回ピックアップしました。


アバララでテクニカル分析をしてみよう

では、ジェイが買いリストにピックアップしているアバララ(AVLR)を例に、移動平均線とRSIでテクニカル分析をしてみましょう!

アバララ(AVLR)ってどんな企業?という方のために、過去記事のリンクを貼っておきます。ぜひお読みください!





アバララ(AVLR)と移動平均線

アバララ(AVLR)の日足チャート

アバララ(AVLR)の日足チャート(年初来)
アバララ(AVLR)の日足チャート(年初来/ Yahoo!Financeチャート

移動平均線を使うとき、最初にチェックすべきは..

株価のトレンドを示す移動平均線をさがす

ことです。

なぜか?

トレンドを見ることは投資おいて最も重要なこと

だからです。

トレンドを味方につけることができるのか?できないのか?

これによって投資の成績は大きく違ってきます。

そのトレンドは、移動平均線をチャートに描画することで簡単にみることができます

色々と試した結果、今回は10日移動平均線がアバララ(AVLR)のトレンドを最も正確にとらえていることがわかりました。

もう一度、上のアバララ(AVLR)の日足チャートをみると...

アバララ(AVLR)の日足チャート

アバララ(AVLR)の日足チャート(年初来)
アバララ(AVLR)の日足チャート(年初来/ Yahoo!Financeチャート
① 2月から3月は下落トレンド
② 4月から7月は上昇トレンド
③ 7月から10月は横ばいトレンド
④ 10月以降は上昇トレンド

であることがわかります。


アバララ(AVLR)トレンドは現在、④の上昇トレンドにあります。


次にチェックすべきは、

株価が10日移動平均線の水準とくらべてどの水準にあるのか?

ということです。

今度はチャートを拡大して見てみましょう。

アバララ(AVLR)の日足チャート

アバララ(AVLR)の日足チャート(今年9月以降)
アバララ(AVLR)の日足チャート(今年9月以降/ Yahoo!Financeチャート)

160ドルの水準で上昇が止まり10 日移動平均線を下抜けるかどうか?という展開になっていることがわかります。

ここは重要なポイントです。

なぜか?

過去の動きを見ると、アバララ(AVLR)の株価が10日移動平均線を下に抜けると、下落の幅が大きくなる傾向が見てとれます。

なぜなら10 日移動平均線は、サポートラインとして相場を支えている傾向があるからです。


つまり、今のアバララ(AVLR)の株価は160ドルを突破するのか?』それとも『10日を下に抜けるのか?』という重要なポイントにいることがわかります。

では、アバララ(AVLR)の株価は上と下、どっちに動く可能性があるのか?

これを見るためのテクニカル指標が『RSI』です。




RSIで下落の可能性をさぐろう!

アバララ(AVLR)の日足チャート

アバララ(AVLR)の日足チャート(年初来)
アバララ(AVLR)の日足チャート(年初来 / Yahoo!Financeチャート)

アバララ(AVLR)の日足チャートに、今度はRSIを描画してみましょう。

すると...

買われすぎの水準70%前後にある

ことがわかります。

そして過去にRSIが買われすぎの水準へ上昇した時のトレンドを確認すると、上値が重くなるか少し遅れてアバララ(AVLR)の株価が下落するパターンが見られます。


株価、移動平均そしてRSIの動向を総合的に考えると、ジェイはアバララ(AVLR)の株価は一度下落すると予想しています。

今回の分析どおり、実際にアバララ(AVLR)の株価が下落する場合、ジェイは迷わず押し目買いを狙います。

もちろん、前回の記事で指摘した買いポイント『120ドル』まで下落するのか?それても『140ドル』で止まるのか?まではわかりません。

この辺はやはり、リアルタイムのレートとマーケットの状況を見る必要があります。

しかし、チャート分析とテクニカル分析を合わせれば、株価が買いポイントを目指して下落するのか?という可能性をさぐることはできます。

こうした経験を何度も重ねることで、下落の可能性をみきわめるスキルが身についていくのです。


他のテクニカル指標にもトライしよう!

今回は『移動平均線』『RSI』という、テクニカル分析の世界で最もポピュラーなテクニカル指標を取り上げました。

この記事を読み終わったら、移動平均線の期間を変えたり、RSIと似た指標の『MACD』『ADX』といったテクニカル指標をチャートに描画してみましょう。

そうすると、10日移動平均線やRSIではわからなかった情報を得ることができるかも知れません。

テクニカル分析はとにかく実践あるのみです!😉


この記事のまとめ

・テクニカル分析をするときは、『メジャーなテクニカル指標』を使って、多くの投資家が注目しやすい売買ポイントを見つけよう。

・トレンドを見るときは移動平均線、相場の『買われすぎ』や『売られすぎ』を判断するときはRSIがおすすめ。

・期間を変えたり、他のテクニカル指標を組み合わせて経験をつもう!

注記事項
ジェイの米国株投資ブログ(以下当サイト)に掲載されている記事は、投資の助言を目的としたものではありません。当サイトに掲載されたコンテンツの正確性については、可能な限り注意を払っています。しかし、意図せず誤情報が紛れ込む可能性や情報そのものが古くなっている可能性があり、その正確性を完全に保証するものではありません。当サイトのコンテンツを参考に投資を行い、その後発生したいかなる結果についても、当サイト並びにブログ運営者は一切責任を負いません。すべての投資行動は『自己責任の原則』のもとで行ってください。

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