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【今週の展望】米株高トレンドは続くと予想 / 押し目買いをコツコツと拾っていきたい

今日も朝からさえない天気...と思ったら10時あたりから日が差してきましたね。

来週は梅雨明けが予想されていますが、今の気候は予測が本当に難しいみたいですね。

 

それはマーケットも同じです。

米国内では新型コロナウイルスの感染者数が7万人の大台に乗ってきました

しかし、昨日の記事でも書いたとおり、投資家の心理は強気を維持しています。

https://indepth-markets.com/equity/comment20200718/

強気の心理を支えているのは、上の記事で指摘しているとおり2つの期待であり、この期待のどちらかが崩れない限り、米国の株式(以下では米株と表記)も大きく崩れることはないでしょう。

今日は日曜日なので、今週の展望についてお話します。


【今週の展望】米株高トレンドは続くと予想 / 押し目買いをコツコツと拾っていきたい

投資家の強気心理を示す指標はVIX指数だけではない

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昨日の記事では、VIX指数の動きから投資家の心理が強気の状態にあることを読みときました。

しかし、ひとつの指数だけをもって、投資家の心理は強気!といっても説得力に欠けます。

そこで今回は、このブロブで何度か登場した低い格付けの社債のトレンドから、投資家の心理について考えてみたいと思います。

低い格付けの社債ETF

低い格付けの社債といっても、そんな会社は数多く存在します。

それをひとまめにして、ひとつの価格として提示されている金融商品があります。

 

それが社債ETFです。

 

社債とは、企業が発行する債券のことです。

そして企業が発行する債券とは...

  • 一定の期間(数か月から数十年までいろいろな期間あり)に一定の利息を投資家に払う
  • その期間が終わる時(これを満期といいます)に投資した元本も投資家に返す

金融商品のことをいいます。

 

ETFとはExchange Traded Fund の略で、日本語では上場投資信託と言います。

簡単にいえば、色々な銘柄をひとまめにして、ひとつの価格で表示している金融商品です。

 

ジェイがいつもチェックしている社債ETFは...

iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF

です。

このETFは、ブラックロックという有名な資産運用会社が提供しており、低い格付けの社債と取引する多くの投資家が注目するETFです。

レンジ内で底堅いトレンドを維持

iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETFのチャートを見ると...

 

iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF

低格付け社債ETFの日足チャート(2020年2月中旬以降)
低格付け社債ETFの日足チャート(2020年2月中旬以降)

 

 

78ドル~85ドルのレンジ内で売り買いが交錯していることがわります。

低い格付けの企業が発行する社債は、優良な企業が発行する社債と比べてデフォルトリスクの高いです。

低い格付けの社債とデフォルトリスクの関係ついては、以下の記事をご覧ください。

https://indepth-markets.com/fi/comment0526/

なので、コロナショックの時のようなリスクイベントが発生すると、株式よりも先に敏感に反応する特徴があります

事実、上のチャートを見ると、コロナショックが発生した3月に急落していることがわかります。

 

しかし、その後は85ドル台まで一気に急騰しています。

アメリカの中央銀行にあたるFEDが、大規模な社債の購入を決めたからです。

FEDが買うなら低い格付けの社債の価格はあがるだろう!という期待が先行し、急騰したわけです。

 

現在もその期待は続いており、78ドル~85ドルのレンジ内で底堅い地合いを保っています。

株式よりもリスクに敏感な低い格付けの社債がレンジ内で底堅さを維持しているこということは...

投資家の心理が強気にあることを示しています。

リスク要因は経済活動の制限

しかし、冒頭でも言いましたが、今のマーケットは天気と同じで予測が難しい時代に入っています。

なので、昨日の記事で指摘した2つの期待...

・政策への期待

・ワクチンへの期待

を上回るリスクイベントを意識しておく必要があります。

そのリスクイベントとは、経済活動の制限です。

 

米国内の新型コロナウイルスの感染者数を確認すると、ついに7万人の大台に乗ってきました。

南部と西部の州での感染拡大が目立ちますが、人が移動すれば全米で感染拡大の勢いは続くでしょう。

 

先週はワクチンの開発期待がこの不都合な事実をカバーし、レジャー、食品、航空関連の株価が上昇しました。

 

しかし、感染の拡大が止まらなければ、トランプ米大統領や各州の知事は、経済活動の制限という措置に踏み切らざるを得ないでしょう。

そのような事態となれば...

ワクチンの開発期待よりも景気の先行き不透明感の方が強く意識されるでしょう。

 

多くの投資家は、現在の株価は高過ぎると考えています。

このタイミングで経済活動の制限が再び実施されれば、株高を調整する動き、つまり反落の圧力が強まるとジェイは予想しています。

株高の調整は押し目買いのチャンス

しかし、株高を調整する動きがみられる場合それは...

押し目買いのチャンスです。

なぜなら、米株高トレンドの土台となっている政策への期待が崩れることはないからです。

この土台が崩れない限りは上の画像の赤い矢印のように...

米株は緩やかな上昇トレンドを描く可能性が高い

とジェイは考えています。

 

価格の上昇と配当、どちらを重視するのか?

では、どの銘柄に押し目買いを入れるべきか?この点については...

・株価の上昇から利益を狙うか?

・配当を重視するのか?

によって、押し目買いの対象が違ってきます。

 

株価の上昇で利益を狙うならば...

ハイテク株、たどジェイは考えています。例えば...

  • GAFA(グーグル/ アマゾン / フェイスブック / アップル)といった大手ハイテク企業
  • アバララ(AVLR)、ファイサーブ(FISV)、スクエア(SQ)といった新興のフィンテック企業
  • コロナ時代を意識したヘルステック企業-リボンゴ・ヘルス(LVGO)やペトロン・インタラクティブ(PTON)
  • オンライン教育事業を展開しているチェグ(CHGG)
  • 娯楽関連ではネットフリックス(NFLX)

といったハイテク株をジェイは押し目買いリスクにピックアップしています。

 

一方、配当を狙うならば...

米国を代表する大企業であり何十年と増配を続けている銘柄

を買うのがベターな選択だと思います。例えば...

  • コカ・コーラ(KO)
  • ペプシコ(PEP)
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
  • プロクター・アンド・ギャンブル(PG)
  • スリーエム(MMM)

といった銘柄です。

これらは日本人にもなじみのある銘柄なので、実際に買う場合、心理的なハードルは低いと思います。

まとめ

今回のまとめです。

  • 今週の米株は上昇トレンドを維持すると予想
  • その理由は2つの期待が意識されているから
  • 米株のリスク要因は経済活動の制限
  • 反落は押し目買いのチャンス
  • 価格の変動を重視するのか?配当を重視するのか?で押し目買いの銘柄が違ってくる

以上です。

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