アメリカの経済は回復する!ってニュースをよく見るようになりましたね。
となると、これから『消費ブーム』が起こりますよね?
何か買いたいんですけど、米国株はやっぱり銘柄が多すぎるんですよね...
ジェイさんはどんな銘柄に注目していますか?
11月の米国株(アメリカ株)をふり返ると、ダウ平均の上昇がナスダック指数の上昇を上回る局面が多く見られました。
株価は半年先の経済をみて動きます。
消費の動向に敏感な銘柄を採用しているダウ平均が上昇した背景には...
ことを多くの投資家が予想している、ということになります。
上の投資家さんのように、これから来る『消費ブーム』を見こして、今から米国株を買っておきたいという読者の方は多いと思います。
しかし、米国株には消費に関連した銘柄がたくさんあります。
そこで今回は...
という人むけの記事となります。
ぜひ参考にしてください!
今回の結論
この記事を読んでほしい人
消費関連の銘柄って?
消費関連の銘柄ってなんでしょうか?それは...
のことです。
日本人にもなじみのあるモノやサービスを提供しているアメリカの企業といえば...
・ナイキ(NKE)
・スターバックス(SBUX)
・コカ・コーラ(KO)
・ペプシコ(PEP)
・アマゾン(AMZN)
・ウォルマート(WMT)
・コストコ(COST)
がすぐに思い浮かびますね。
2つのカテゴリーを見分けよう!
しかし、ですね。
消費関連には2つのカテゴリーがあるんです。
上の企業でいえば、①がナイキ(NKE)やスターバックス(SBUX)です。
あとは不動産株とか旅行株なんかもこのカテゴリーに入ります。
一方、②の企業としてはウォルマート(WMT)、コカ・コーラ(KO)そしてペプシコ(PEP)が挙げられます。
消費関連の株が2つのカテゴリーに分けられている理由は以下です。
①の企業が提供するモノやサービスは、必ずしも私たちの生活に必要ではありません。
一方、②が提供する企業は景気の動きに関係なく一定の需要があります。人が生きてくためのモノやサービスを提供しているからです。
消費関連の銘柄がどんなものかわかってきたところで、次は注目の株について考えてみましょう。
消費ブームを見こして今から仕込みたい4つの銘柄
株高のトレンドで銘柄を選ぶときのコツのひとつが...
です。
では、銘柄選びで便利なツールは?
です。
なぜなら、選んだ銘柄のトレンドが一発でわかるように、ラインがあらかじめ引かれているからです。
これらの詳細については、下の記事をご参照ください。
ここでは実践の形式でいきます!
景気に敏感な2つの注目銘柄
アマゾン-Amazon(AMZN)
やはりこの銘柄は外せません。
finvizのチャートをみると、青色の短期サポートラインで下支えされていて、上昇トレンドを維持していることがわかります。
20日や50日の移動平均線を突破していることも考えるならば、3,400ドルが目先の上値の焦点となりそうですね。
アマゾンのチャート(Pythonで作成)
米系のトゥルーイスト・セキュリティーズは27日付のリポートで、10月から12月期におけるアマゾン(AMZN)の北米Eコマースの売上高が、前年同期比42%増加する可能性があるとの見方を示しています。
アマゾン(AMZN)の投資判断を『買い』、目標株価は『3,650ドル』と強気の予想も示しています。
ナイキ-Nike(NKE)
誰もが知るナイキ(NKE)は確固たるブランドを世界中で確立しているため、消費ブームに乗りやすい銘柄です。
finvizのチャートを見ると、上昇トレンドにあることがわかります。
20日と50日の移動平均線にサポートされており、しかも、直近の高値ひとつひとつ更新していく力強さがあります。
ナイキのチャート(Pythonで作成)
利益の面では、2020年6〜8月期のオンライン売上高が前年同期比で『82%増』と、大きく伸びています。
また、営業利益は14.5%増の17億6600万ドル、純利益は11%増の15億1800万ドルと好調でした。
コロナリスクに直面しても好決算を維持したあたりは、世界中で広がるブランド認知度のたまものでしょう。
消費ブームの到来を考えて、ジェイは買いのリストにピックアップしています。
景気に左右されにくい2つの注目銘柄
ウォルマート-Walmart(WMT)
アメリカでは今、アマゾン(AMZN)離れが進んでいます。
アマゾン(AMZN)に対抗しようと、色んな企業が色んなオンラインサービスを展開し始めているからです。
中でも注目を浴びている企業が、ウォルマート(WMT)です。
2014年6月6日、ウォルマートのダグ・マクミロン氏は『デジタルと実際の買い物を融合する』と宣言し、巨額のIT投資を進めてきました。
その成果はすさまじく、2020年5〜7月期のオンラインショップ(Eコマース)での売り上げは『97%増』と驚異的な伸びとなり、純利益『79.4%増』に大きく貢献しました。
finvizのチャートをみると、好調な業績を反映して上昇トレンドが続いています。
今年の9月以降、上値をおさえていた150ドルのブレイクに成功しています。
その後、150ドルはレジスタンスからサポートへ転換しています。
現在の状況は、さらなる上昇のシグナルとなりえます。
ウォルマートのチャート(Pythonで作成)
ウォルマート(WMT)のライバル企業としてターゲット(TGT)やコストコ(COST)が挙げられます。
どちらも優良企業ですが、負債の比率が94%を超えるターゲット(TGT)よりも、45%と低いコストコ(COST)の方がより優良な企業と言えます。
しかし、コストコ(COST)の株価は387ドルと高いですね。
同じ優良の企業ならば、株価が150ドル台のウォルマート(WMT)を買いリストにピックアップしておくのがベターかと思います。
シスコ-Sysco Corporation(SYY)
最後がシスコ(SYY)です。
IT会社のシスコシステムズ(CSCO)と混同しがちですが、こちらのシスコ(SYY)は米国最大の食品サービス卸売会社です。
食品サービス卸売市場で16%の市場シェアがあるアメリカでは有名な企業です。
主な取引先はレストラン、教育施設、ホテル、ヘスケアの施設そして旅館です。
finvizのチャートをみると、ゆるやかに上昇していることがわかります。
また、下のチャートを見ると、一度サポートラインを下に下方ブレイクしていますが、『だまし』のブレイクだったことがわかります。
コロナワクチンが開発されれば、これまで我慢してきたアメリカの人々は外食やレジャーを楽しむでしょう。
『消費ブーム』の到来です。
当然、シスコ(SYY)のサービス需要も爆発的に増えることが予想されます。
シスコのチャート
また、シスコ(SYY)は増配銘柄でもあります。
増配年数はなんと『49年間』!
配当狙いの株としても買いのリストにピックアップしておきたい銘柄です。
この記事で紹介した銘柄以外にも、いくつかの優良な銘柄があります。
このブログでおいおい紹介していきますね。
Pythonを学ぶには?
このブログで使っているチャートは、すべてプログラミング言語のPythonで作成しています。
Pythonは正しい学習をすればすぐに使える便利なプログラミング言語です。
ジェイは、プログラミングスクール『テックアカデミー』でPythonを学びました。
テックアカデミーでは無料体験を実施していますので、興味ある方は以下のリンク先からお気軽にご参加ください。