今週も米株は強かったですね~
特にハイテク株に強さが戻ってきましたね。
「米株が強いのはわかるけどさ、株価が高すぎるよ...」
これから投資を考えている人、投資を始めたばかりの人の中には今の高い株価をみて、しり込みしている人もいるかと思います。
しかし、それだといつまで経っても、はじめの一歩が踏み出せません。
そこで今回は、株高でしり込みしているあなたが買うべき銘柄は何か?
この点についてのお話です。
【注目】米株の高過ぎる株価に不安と抱くあなた まずは配当で守備を固めましょう
今日のポイント
高配当の銘柄で守備力を高めよう
この記事の対象となる人
・米株の投資をはじめたい人
・米株の価格が高過ぎて、何を買ったらいいかわからない人
高い配当をもらって守備を固めよう!
たしかに、今の米株の水準は高過ぎますよね。
特に、ナスダック指数は異常なほど上昇しています。
こんな状況だと...
投資の経験がない⇒経験がないので知識がない⇒投資をするのが不安という...
「負の心理スパイラル」
におちいってしまいます。
では、このスパイラルを避けるためにはどうしたらよいでしょうか?
守備を固める
ことをおすすめします。
投資で守備を固める?どういうこと?
ターゲットは高配当の銘柄
それは...
ターゲットを高配当の銘柄に絞る
のです。
なぜ、高配当の銘柄が守備を固めることになるの?
その答えは、高配当の銘柄が持つ特徴にあります。
高配当の銘柄が持つ特徴
- 値動きが小さい銘柄が多い
- 文字どおり高い配当金がもらえる
高配当の銘柄は値幅が小さい
実際に、ジェイが投資をしている高配当の銘柄の値動きを見てみましょう。
コカ・コーラ(KO)
配当額:年間$1.64
配当利回り:3.42%
4月からコカ・コーラの株価は、43ドルから50ドルのせまいレンジで、売りと買いが交錯していることがわかります。
次に、米株で高配当の代表格であるジョンソン・エンド・ジョンソンの値動きもみてみましょう。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
配当額:年間$4.04
配当利回り:2.76%
こちらも135ドルから150ドルのせまいレンジで売りと買いが交錯していることがわかります。
なんで値幅が小さいの?
なぜ、高配当の銘柄はこんなにも落ち着いた動きとなっているのでしょうか?
その理由は、アメリカの中央銀行にあたるFEDが大量の資金を市場に流し込んでいるからです。
この資金が高配当の銘柄にも流れ込んでいるために、下落してもすぐに反転するのです。
今の米株は、FEDの政策によって支えられています。
よって、FEDが政策を転換しないかぎり、高配当の銘柄の株価が下落しても、3月のように大きく崩れる可能性は低いでしょう。
高い配当は守備力を高める
値幅が小さいことで、あなたの投資の守備力はアップするでしょう。
しかし、二つ目の特徴である「高い配当金」は、あなたの守備力を格段に高めてくれます。なぜか?
・下落している時の損を相殺してくれる
・いつのまにか資産の厚みが増している
からです。
米株に投資をすると1年間に4回の配当がもらえます。
買った銘柄の株価が下落しても、1年間に4回もらえる配当金が、損の一部をカバーしてくれます。
また、価格が戻った時には、高い配当金のおかげでプラスに転じる、なんてこともよくあります。
また、高い配当金はあなたの資産そのものを増やしてくれます。
そう、いつも間にか資産の厚みが増すのです。
資産の厚みが増せば、ちょっとやそっとの下落ではビクともしないほどの守備力が身に付きます。
高い配当があなたにもたらす最大のメリット
高い配当金がもたらすメリットは、守備が堅くなるだけではありません。
あなたの心に余裕が生まれる
のです。
心の余裕は、投資をするうえで非常に重要なことです。
余裕がないと、判断を焦ってさらに泥沼にはまってしまうからです。
「負の心理スパイラル」
ってやつです。
特に投資の世界では、このスパイラルにはまってしまうと、損を取り戻そうとしてさらにおおきな損を出す可能性がグッと高まります。
しかし、下落しても値幅が小さいことを分かっていれば、負の心理スパイラルにはまる可能性は低くなります。
高い配当が損をカバーしてくれること、価格が戻るときにはプラスへ転じていること、資産の厚みがいつの間にか増していることを分かっていれば、負の心理スパイラルにはまる可能性は格段に低くなります。
「米株の株価が高過ぎる」
「ここから買うのは怖い」
「下落して損が大きくでたらどうしよう」
こんな不安心理にとらわれていると、せっかくの投資チャンスを失います。
まずは、高配当の銘柄をピックアップしてください。
次に、4月からの株価をチェックしていください。
最後に...
勇気をもって値幅の安定した高配当の銘柄を買ってみて
ください。
最初の一歩をふみ出せば、上の不安心理が幻想であることがわかるでしょう!!
まとめ
今日のまとめです。
- 米株の水準に不安がある人は守備を固めることからはじめよう
- 守備を固めるには高配当の銘柄をターゲットにしよう
- 高配当の銘柄は値幅が小さい傾向がある
- 高配当の銘柄は下落した時の損をカバーしてくれる
- 高配当の銘柄は資産の厚みを増してくれることから、あなたの心に余裕が生まれる
以上です。