ジェイさん
今週の米株の動きから、今後買うべき銘柄のヒントってありましたか?
今週の米株(アメリカ株)は、一言でいうと堅調でした。
ジェイが懸念していた週後半の下落ですが、18日(金)にたしかに下落はしましたが『株高の調整の範囲内』といったところでした。
今週、米株(アメリカ株)が堅調に推移した背景には何があるのか?
この点を考えることはとても重要です。
なぜなら、上の投資家さんが求めているー
があるとジェイは考えているからです。
今日はこの点についての記事となります。
今回の記事が、みなさんの投資ライフにお役立てできればうれしい限りです!
今回の結論
この記事の対象となる人
ハイテク株が米株高をけん引
今週のパフォーマンスを指数別に確認するとー
ことがわかります。
米株のパフォーマンスチャート
それもそのはず。
今週のナスダック指数は、最高値を更新する展開が見られました。
よって今週の米株高は、『ナスダック指数がサポートした』といえます。
なぜ、ナスダック指数が米株(アメリカ株)のサポート要因となったのか?
それは『コロナパンデミック』に対するリスクが意識されているからです。
米国内の新型コロナウイルス感染状況
・死者数は3万人超え
いくらワクチンの供給が始まったからといっても、この状況が突然よくなるわけではありません。
よって今の米国(アメリカ)はー
そんな状況にあるわけです。
コロナ対策と景気対策という、相反する問題を同時に解決してくれるのが『テクノロジーの力』です。
この点についての詳細は、前回の記事に詳しく書いてありますのでご参照ください。
ここまでの話をまとめるとー
②当然ハイテク技術の需要が高まる
③結果としてナスダック指数に情報しているハイテク株が買われている
というのが今週の米株でした。
ハイテク株なら何でも買いというわけではない
しかし今は、4月から10月にかけてのような『ハイテク株なら何でも買い』の状況ではありません。
以下のパフォーマンスチャートを見てください。
GAFAMのパフォーマンスチャート
アップル(AAPL)以外はすべてナスダック指数のパフォーマンスを下回っていることがわかります。
特に今週のグーグル(GOOGL)の株価は、常にマイナス圏で推移していたことがわかります。
反トラスト法で提訴されたというマイナス材料の影響はもちろんあるでしょう。
しかし、それならばフェイスブック(FB)も一緒です。
しかし、今週のフェイスブック(FB)の株価は1%ではあるものの小幅に上昇しました。
ということは、グーグル(GOOGL)の株価が下落した理由は、反トラスト法以外にもあるということです。
ジェイは、グーグル(GOOGL)が広告収入に依存しているビジネスが影響したため、と考えています。
日本の大手広告代理店『電通』が大規模なリストラ策を発表したことでもわかるように、コロナパンデミックの中、各企業はコスト削減のためとして広告費を減らす傾向にあります。
グーグル(GOOGL)の株価が下落した事実はー
としてとらえることができるわけです。
ジェイの予想通りクラウドセキュリティ関連の株価は絶好調!
現在の米国株(アメリカ株)の市場が、コロナパンデミックのリスクを意識しているもうひとつ象徴的な動きがあります。
それは、クラウドセキュリティ関連の株価が急上昇していることです。
クラウドセキュリティ関連の株価チャート
このブログで何度も注目してきたクラウドセキュリティの代表格である『クラウドストライク(CRWD)』と『Zスケーラー(ZS)』の株価は、今週もナスダック指数のパフォーマンスをはるかに上回る展開となりました。
特にジェイが保有している『クラウドストライク(CRWD)』は、上場来の高値を更新して、200ドル台まで急騰しました。
そして18日(金)の取引で最高値『205.91ドル』をつけました。
クラウドストライク(CRWD)のチャート
クラウドストライク(CRWD)の株価が急上昇している背景にあるのはー
という投資家の心理です。
クラウドセキュリティの株は押し目買い戦略を維持
ジェイはクラウドセキュリティ関連の株について、引きつづき『押し目買い』の戦略を維持します。
コロナリスクが意識されていること、そしてこれから冬にかけてこの状況が続くと予想しているからです。
また、5Gの普及によりリモートワークがこれからの働き方のスタイルとして定着するでしょう。
そうなると、コロナ後もクラウドセキュリティの需要は拡大し続けることになります。
しかし目先は、クラウドストライク(CRWD)の株価が200ドルに達したことで、RSIが71.93まで上昇する等、テクニカル面でが過熱感が出ています。
クラウドストライクの株価チャート
よって、押し目買いのチャンスは必ずやってくるとジェイは考えています。
その時になったら、このブログで買いの水準について書きたいと思います。
テクノロジーの勉強は米株の投資で絶対に必要
最後に。
米株(アメリカ株)を投資するならばー
です。
今回の記事だけでなく、ジェイのブログ全般では『ハイテク株』について書くことが多いですが、この理由は、コロナ後の世界の流れがテクノロジーの世界になることを見越しているからです。
しかしテクノロジーの勉強といっても幅が広すぎて、どうやって勉強したらよいのかわからない??という人がほとんとだと思います。
勉強で肝心なのは『入口』です。
ここを間違えると心がなえて、勉強するモチベーションがなくなってしまうからです。
そこでジェイのおすすめする方法はー
ことです。
ジェイのおすすめはー
という本です。
この本は、アメリカの金融機関やハイテク企業でキャリアを積んできた山本康正氏が、テクノロジーの知識がまったくない読者にも分かりやすく書いた『入口』の良書です。
最初の項目で、実在する企業のサービスが浸透した近未来の世界を小説形式で書かれた箇所があります。
この部分を読むだけでも、『コロナ後の世界』がイメージできると思います。
そしてそのイメージこそが、今後米国株(アメリカ株)を取引するときにとても役立つとジェイは考えています。
今日とりあげたクラウドストライク(CRWD)のことも書いてあります!
ぜひご一読ください!