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米株高のけん引役はハイテク株で変わらず なかでもクラウドストライクとZスケーラーは押し目買い戦略を維持

ー この記事は2分で読めますー
投資家さん
投資家さん

ジェイさん

今週の米株の動きから、今後買うべき銘柄のヒントってありましたか?

今週の米株(アメリカ株)は、一言でいうと堅調でした。

ジェイが懸念していた週後半の下落ですが、18日(金)にたしかに下落はしましたが『株高の調整の範囲内』といったところでした。

今週、米株(アメリカ株)が堅調に推移した背景には何があるのか?

この点を考えることはとても重要です。

なぜなら、上の投資家さんが求めているー

知りたいこと

これから買うべき米株のヒント

があるとジェイは考えているからです。

今日はこの点についての記事となります。

今回の記事が、みなさんの投資ライフにお役立てできればうれしい限りです!

 

今回の結論

結論

これから買うべき銘柄はナスダック指数の上昇が教えてくれている。それはコロナ時代に需要が拡大するサービスを展開している企業の株である。
代表的なのが『クラウドセキュリティ関連の株』。
クラウドストライク(CRWD)Zスケーラー(ZS)の株価の上昇がこの点を証明している。引き続きこの2銘柄は『押し目買い』の候補として買いのリストにピックアップしておきたい。

この記事の対象となる人

対象者

・米株の投資をしている人
・銘柄の選択で迷っている人

 

ハイテク株が米株高をけん引

今週のパフォーマンスを指数別に確認するとー

ポイント

ナスダック指数が最も上昇している

ことがわかります。

米株のパフォーマンスチャート

米国株価指数のパフォーマンスチャート
米国株価指数のパフォーマンスチャート
(基準日:2020年12月11日)

それもそのはず。

今週のナスダック指数は、最高値を更新する展開が見られました。

よって今週の米株高は、『ナスダック指数がサポートした』といえます。

 

なぜ、ナスダック指数が米株(アメリカ株)のサポート要因となったのか?

それは『コロナパンデミック』に対するリスクが意識されているからです。

米国内の新型コロナウイルス感染状況

・一日あたりの新規感染者の数は20万人台で高止まり
・死者数は3万人超え

いくらワクチンの供給が始まったからといっても、この状況が突然よくなるわけではありません。

よって今の米国(アメリカ)はー

ポイント

コロナ対策をこうじながら、景気の対策も打っていかなければならない

そんな状況にあるわけです。

 

コロナ対策と景気対策という、相反する問題を同時に解決してくれるのが『テクノロジーの力』です。

この点についての詳細は、前回の記事に詳しく書いてありますのでご参照ください。

コロナ対策と景気対策について
https://indepth-markets.com/usstocks/reason-for-uptrend-of-nasdaq-20201216/

 

ここまでの話をまとめるとー

①テクノロジーの力を借りて、なんとか今年の冬を乗り切らなければいけない状況にある
②当然ハイテク技術の需要が高まる
③結果としてナスダック指数に情報しているハイテク株が買われている

 

というのが今週の米株でした。

 

ハイテク株なら何でも買いというわけではない

しかし今は、4月から10月にかけてのような『ハイテク株なら何でも買い』の状況ではありません。

以下のパフォーマンスチャートを見てください。

GAFAMのパフォーマンスチャート

GAFAのパフォーマンスチャート
GAFAのパフォーマンスチャート(基準日:2020年12月11日)

アップル(AAPL)以外はすべてナスダック指数のパフォーマンスを下回っていることがわかります。

特に今週のグーグル(GOOGL)の株価は、常にマイナス圏で推移していたことがわかります。

反トラスト法で提訴されたというマイナス材料の影響はもちろんあるでしょう。

しかし、それならばフェイスブック(FB)も一緒です。

しかし、今週のフェイスブック(FB)の株価は1%ではあるものの小幅に上昇しました。

ということは、グーグル(GOOGL)の株価が下落した理由は、反トラスト法以外にもあるということです。

ジェイは、グーグル(GOOGL)広告収入に依存しているビジネスが影響したため、と考えています。

日本の大手広告代理店『電通』が大規模なリストラ策を発表したことでもわかるように、コロナパンデミックの中、各企業はコスト削減のためとして広告費を減らす傾向にあります

グーグル(GOOGL)の株価が下落した事実はー

ポイント

米国の株式市場でコロナパンデミックが意識されていることを示す動き

としてとらえることができるわけです。

 

ジェイの予想通りクラウドセキュリティ関連の株価は絶好調!

現在の米国株(アメリカ株)の市場が、コロナパンデミックのリスクを意識しているもうひとつ象徴的な動きがあります。

それは、クラウドセキュリティ関連の株価が急上昇していることです。

クラウドセキュリティ関連の株価チャート

クラウドストライクとZスケーラーのパフォーマンスチャート
クラウドストライクとZスケーラーのパフォーマンスチャート
(基準日:2020年12月11日)

このブログで何度も注目してきたクラウドセキュリティの代表格である『クラウドストライク(CRWD)』『Zスケーラー(ZS)』の株価は、今週もナスダック指数のパフォーマンスをはるかに上回る展開となりました。

特にジェイが保有している『クラウドストライク(CRWD)』は、上場来の高値を更新して、200ドル台まで急騰しました。

そして18日(金)の取引で最高値『205.91ドル』をつけました。

クラウドストライク(CRWD)のチャート

クラウドストライク(CRWD)の日足チャート(年初来)

 

クラウドストライク(CRWD)の株価が急上昇している背景にあるのはー

ポイント

コロナパンデミック ⇒ リモートワークの需要拡大 ⇒ クラウドセキュリティの需要拡大

という投資家の心理です。

クラウドセキュリティの株は押し目買い戦略を維持

ジェイはクラウドセキュリティ関連の株について、引きつづき『押し目買い』の戦略を維持します。

コロナリスクが意識されていること、そしてこれから冬にかけてこの状況が続くと予想しているからです。

また、5Gの普及によりリモートワークがこれからの働き方のスタイルとして定着するでしょう。

そうなると、コロナ後もクラウドセキュリティの需要は拡大し続けることになります。

しかし目先は、クラウドストライク(CRWD)の株価が200ドルに達したことで、RSIが71.93まで上昇する等テクニカル面でが過熱感が出ています

クラウドストライクの株価チャート

クラウドストライクの日足チャート(年初来)/ テクニカル:RSI
クラウドストライクの日足チャート(年初来)
テクニカル:RSI

よって、押し目買いのチャンスは必ずやってくるとジェイは考えています。

その時になったら、このブログで買いの水準について書きたいと思います。

 

テクノロジーの勉強は米株の投資で絶対に必要

最後に。

米株(アメリカ株)を投資するならばー

ポイント

テクノロジーの勉強は絶対に必要なこと

です。

今回の記事だけでなく、ジェイのブログ全般では『ハイテク株』について書くことが多いですが、この理由は、コロナ後の世界の流れがテクノロジーの世界になることを見越しているからです。

しかしテクノロジーの勉強といっても幅が広すぎて、どうやって勉強したらよいのかわからない??という人がほとんとだと思います。

勉強で肝心なのは『入口』です。

ここを間違えると心がなえて、勉強するモチベーションがなくなってしまうからです。

そこでジェイのおすすめする方法はー

ポイント

テクノロジーが広がった世界を具体的にイメージできる本を読む

ことです。

ジェイのおすすめはー

おすすめ本

『2025年を制覇する破壊的企業』

という本です。

この本は、アメリカの金融機関やハイテク企業でキャリアを積んできた山本康正氏が、テクノロジーの知識がまったくない読者にも分かりやすく書いた『入口』の良書です。

最初の項目で、実在する企業のサービスが浸透した近未来の世界を小説形式で書かれた箇所があります

この部分を読むだけでも、『コロナ後の世界』がイメージできると思います。

そしてそのイメージこそが、今後米国株(アメリカ株)を取引するときにとても役立つとジェイは考えています。

今日とりあげたクラウドストライク(CRWD)のことも書いてあります!

ぜひご一読ください!

 


今回のまとめ

結論

これから買うべき銘柄はナスダック指数の上昇が教えてくれている。それはコロナ時代に需要が拡大するサービスを展開している企業の株である。

・コロナ時代に需要が拡大するサービスの代表としてこのブログで常に注目してきたのがな『クラウドセキュリティ関連の株』である。

・クラウドセキュリティの株の中でも、とくにクラウドストライク(CRWD)とZスケーラー(ZS)は『押し目買い』の候補として、買いのリストにピックアップしておきたい。これについては、現在の株価が証明している。


注記事項

ジェイの米国株投資ブログ(以下当サイト)に掲載されている記事は、投資の助言を目的としたものではありません。当サイトに掲載されたコンテンツの正確性については、可能な限り注意を払っています。しかし、意図せず誤情報が紛れ込む可能性や情報そのものが古くなっている可能性があり、その正確性を完全に保証するものではありません。
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