『米国のハイテク株を買いたい!』
『ネット時代ならやはりセキュリティーの株でしょ!』
こう考える読者の方は多いと思います。
ジェイもそう考えるひとりです。
だからこのブログでは、何度かネットセキュリティの株についてとりあげました。
米国の株式市場には、ほんとうに多くのネットセキュリティ企業が上場しています。
そして、どの株価も高値圏にあります。
なので、ここから買うのに迷う読者の方が多いと思います。
そこで今回は、高値圏にあってもさらに株価が上昇していく可能性の高いネットセキュリティの株を取り上げます。
今回の記事が、どの銘柄に投資をしようか迷っているみなさんの助けになればうれしいです!
結論
この記事の対象となる人
・ネットセキュリティの株を買いたい人
ネットセキュリティの株を買うならクラウドストライク
結論から言います。
今の状況でジェイがネットセキュリティの株を買うなら
を買います。
クラウドストライク(CRWD)を買う理由
なぜ、ジェイがクラウドストライク(CRWD)を買うのか?その理由は3つあります。
理由1:フリーキャッシュフローの伸びがスゴイ!
まずひとつ目の理由は『フリーキャッシュフロー』の伸びにあります。
この点については、以前にクラウドストライク(CRWD)を取り上げた記事でも書きました。
こちらの記事もご覧くいただくと、クラウドストライク(CRWD)が買いの理由がわかります。
クラウドストライク(CRWD)の記事
フリーキャッシュフローは、簡単にいうと『企業が自由に使えるお金の量』のことです。
自由に使えるお金を増やすには、ちゃんとビジネスでもうける必要があります。
ビジネスでのもうけを示すのが、営業キャッシュフローです。
コロナショックが起こる前と後で、クラウドストライク(CRWD)のフリーキャッシュフローと営業キャッシュフローがどんな状況となっているのか?
この点をチャートで確認してみましょう。
クラウドストライク(CRWD)のキャッシュフローチャート
上のチャートは、2019年10月から今年7月までのデータをもとに作成したチャートです。
コロナショックが発生する前のフリーキャッシュフローはマイナス38.2millionsドルでした。
しかしコロナショックが発生した今年に入ると、フリーキャッシュフローは119millionドルへ急上昇しています。
コロナショックによって、今や在宅業務やリモートワークが世界の働きかたの主流となりつつあります。
この急速な変化にクラウドストライク(CRWD)が提供するネットセキュリティのサービスは見事にマッチしたがゆえに、フリーキャッシュフローが急増したこを上のチャートは示しています。
理由2:クラウドストライク(CRWD)のサービスがスゴイ!
では、クラウドストライク(CRWD)が提供するサービスとはなんでしょうか?
クラウドストライク(CRWD)のサービス
・エンドポイントで防御をする『Falconプラットフォーム』
・収益は定額方式(サブスクリプション)
簡単にいうと、上の3つがクラウドストライク(CRWD)のサービスの特徴です。
ひとつめのクラウドセキュリティについては、Zスケーラー(ZS)といった競合他社も提供しているサービスです。
今後のネットセキュリティはクラウドベースが主流となるでしょう。
注目すべきはふたつめの『エンドポイントで防御をする』点にあります。
エンドポイントを簡単にいうと『インターネットにつながっているすべてのネットワークの端末』です。
クラウドストライク(CRWD)は、すべてのネットワークから受ける攻撃を24時間監視し、実際に攻撃があった場合はエンドポイントで感知して、ハッカーやクラッカーからの攻撃を未然に防ぐセキュリティサービスを展開しています。
簡単にいえばクラウドストライク(CRWD)は、これまで主流だったひとつひとつのPCやサーバーを守るのではなく、インターネットにつながっているすべてのネットワーク端末をひとつと考えて常に全体を守っているサービスを提供しているということです。
クラウドストライク(CRWD)のクラウドは英語で『Crowd』と書きますが、これは『群衆』を意味します。
群衆(クラウド)をひとつの全体とみなし、それを攻撃(ストライク)からまるごと守る...なんとすばらしいサービスでしょうか!
また、クラウドストライク(CRWD)は先月には条件付きアクセス技術を提供するPreempt Securityというネットセキュリティの会社を買収して、セキュリティをさらに強化するなど、惜しみない投資も続けています。
ちなみにクラウドストライク(CRWD)が提供しているセキュリティサービスの名前は『Falcon』です。
理由3:クラウドストライク(CRWD)の稼ぐちからがスゴイ!
そして収益となるのは、一定の期間クラウドストライク(CRWD)のサービスを利用したことで発生する『サブスクリプション方式』です。
ひとつの商品を販売して稼ぐモデルと比べ、サブスクリプション方式は安定した収益を長い期間をかけて稼ぐことができます。
フリーキャッシュフローの急増を考えるならば、クラウドストライク(CRWD)のサービスは今後も多くの企業に採用されるでしょう。
これからクラウドストライク(CRWD)は多くの収益源を確保して、長い間その収益源から定期的に収益をあげることができる、ということです。
クラウド時代に合わせたサービスを提供し、コロナショックによってそのサービスの需要が急増し、安定的に収益を稼ぐことができる成長企業-それがクラウドストライク(CRWD)なのです。
気になるのは株価の水準だけ
クラウドストライク(CRWD)の株で気になることをあげるならば、それは株価の水準です。
クラウドストライク(CRWD)のチャート
今年3月17日の終値が38.01ドル。そして昨日の終値が152.80ドル。
たったの7か月でクラウドストライク(CRWD)の株価は4倍に急騰しています。
これから上昇していくとジェイは考えていますが、ここまで急速に上昇した株価というのは、調整の反落があります。
よって、ジェイは上値を追う買いよりも、反落した時に買う『押し目買い』を狙っています。
現在、買いの水準については『140ドル以下』で探っているとことです。
例えば、9月の下旬にサポートポイントとして意識された134.00前後とか。
まぁ、この点については反落した時にまた記事を書きたいと思います。
今回のまとめ
・3つの理由でクラストライク(CRWD)の株価は上昇すると予想
・気になるのは株価の水準
・クラストライク(CRWD)の株は押し目買い狙いの株