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【米株の注目銘柄】コロナ後の世界の有望株 アカマイテクノロジーズ(AKAM)

【お知らせ】
2021年6月30日(水)に、クラウドストライク(CRWD)について最新の分析記事をアップしました。

最新の記事
【米国株のチャート分析】今後も上昇が期待できる3つのグロース銘柄:クラウドストライク(CRWD)

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目安:この記事は3分で読めます

Aさん

ジェイさん、予想どおり今週のナスダック指数は売りと買いが交錯していますね今のおすすめの銘柄ってなんですか?

 

月曜日の予測記事で、今週の米国株(アメリカ株)は売りと買いが交錯する展開になる、と書きました。

週明けの月曜日は売り優勢、火曜日は買い優勢の展開となりました。

米国株が下落する時は『押し目買い』のチャンスとして捉える方が良いと、ジェイは考えています。

しかし、米国株を売買する時にどうしても迷ってしまうのが『銘柄の選択』です。

 

そこで今回はー

今回の悩み

銘柄の選択でいつも迷ってしまう

 

そんな読者の方に向けた記事となります。

今回の記事が、あなたの投資に少しでもお役に立てればうれしい限りです!

 

 

今回の結論

  • 今週の米国(アメリカ)の株式市場では、コロナリスクが株高を調整する材料となっている
  • 『クラウドセキュリティ』のサービスを展開している会社の株に注目
  • ジェイが保有しているクラウドストライク(CRWD)は上昇幅が拡大している
  • 5G時代を意識して『コンテンツ配信ネットワーク(CDN)』のサービスを展開しているアカマイテクノロジーズ(AKAM)も買いのリストにピックアップしておきたい

 

記事の対象となる人

こんな人におすすめ

  • 米国株の投資に興味がある人
  • 米国株に投資をしている人
  • 銘柄の選択でいつも迷ってしまう人

 

絶好調のクラウドセキュリティ株

 

このブログで何度も指摘してきたことなので、くどくなってしまいますがー

ココがポイント

クラウドセキュリティの株

については、注目の銘柄として買いのリストにピックアップしておくと良いでしょう。

 

クラウドセキュリティの株の中でも、ジェイが常に押し目買いを狙っている銘柄が以下の2つです。

注目の銘柄

  • クラウドストライク(CRWD)
  • Zスケーラー(ZS)

 

これらの銘柄については、このブログで何度も紹介してきました。このブログの検索で過去の記事をご覧ください。

 

さて、上の銘柄のうち、どちらか一方を選べと言われたら、ジェイはクラウドストライク(CRWD)を選びます。

理由は、インターネットにつながっているすべての端末を防御する『エンドポイントセキュリティ』のサービスを提供しているからです。

しかも『サブスクリプション』形式で。

CRWDを買う理由

  • エンドポイントセキュリティの提供
  • 収益のモデルがサブスクリプション

『エンドポイント』での防御は5G時代の主流になります。
※エンドポイントの詳細はこちらをご覧ください。

そして『サブスクリプション』は安定的な収益を確保するビジネスモデルです。

このモデルを採用していない企業は余程のブランド力がない限り、これからの時代、持続的に利益を稼ぐことは難しいでしょう。

 

パフォーマンスを比較すると

今年の11月以降、世界的に株高のトレンドが加速しました。

クラウドストライク(CRWD)Zスケーラー(ZS)のパフォーマンスを比べると、クラウドストライク(CRWD)のパフォーマンスが上回っていることがわかります。

パフォーマンスチャート

クラウドストライク(CRWD)とZスケーラー(ZS)のパフォーマンスチャート

11月以降の騰落率(%)/ 基準日:2020年10月31日

 

コロナショックをきっかけに、これからの世界はオンラインを中心とした生活や働き方が定着するでしょう。

オンラインが中心になるということはー

ここ重要です!

パソコンやスマートフォンだけでなく、車や家電も含めたあらゆるデバイス(端末)がインターネットと接続する時代が来ることを意味します

よって、インターネットに接続しているすべてのデバイス(端末)を防御するクラウドストライク(CRWD)のサービスは今後も拡大し続けるー

このことを多くの投資家が先取りしているからこそ、クラウドストライク(CRWD)の株価は上昇しているのです。

 

アカマイテクノロジー(AKAM)

 

Cさん
ジェイさんはいつもクラウドストライク(CRWD)推しですね
確かに良い企業だとは思うんですが、株価が高いんですよね...

 

Bさんのように、クラウドストライク(CRWD)の株価を見て『高い...』と思う読者の方は多いでしょう。

この点は、Zスケーラー(ZS)も同じです。

 

悩み

クラウドストライクよりも株価が安いおすすめの銘柄はないのか?

 

この悩みを解決するキーワードは『5G 』『コンテンツ配信ネットワーク(CDN) 』です。

世界での5G の需要額は、2030年に168.3兆円まで拡大するとの見通しがあります。
※Source:電子情報技術産業協会(JEITA)

 

そして、5Gが普及していく中で最も注目されるビジネスがコンテンツ配信ネットワーク(CDN)です。

エンターテインメントからニュース、ビジネスアプリにオンラインショップでのサービスといった幅広いコンテンツが、5Gの世界を駆けめぐるでしょう。

そして、コンテンツ配信の量が増えれば増えるほどー

ここ重要です!

コンテンツの配信を最適化するネットワークシステムと高いセキュリティサービスの需要が高まる

ということは簡単に予想できます。

 

このようなコンテンツ配信ネットワーク(CDN)のビジネスにおいて注目されるのが、以下の企業です。

注目の企業

アカマイ・テクノロジーズ(Akamai Technologies / AKAM)

 

アカマイ・テクノロジーズ(AKAM)とは

Cさん
アカマイ・テクノロジーズ(AKAM)ってどんなビジネスをしているの?

アカマイについて

  • インターネット上で『コンテンツ配信ネットワーク(Content Distribution Network)のビジネス』をしています。通称『CDN』と呼ばれています。具体的には、色々なWebコンテンツやアプリケーションの配信を行っている会社です

  • コンテンツを配信する際は、『エッジキャッシング』の技術で配信を高速化します。同時に最適化も行います

  • 『クラウドセキュリティ』のサービスも提供しています

出てきましたね!重要ワード『クラウド』が!

コンテンツ配信ネットワーク(CDN)は、5G時代に成長が見込まれる有望な分野

アカマイ(AKAM)は、その分野でリーディングカンパニーとしての地位を築いています

事実、アカマイ(AKAM)は、グローバル・インターネット・トラフィックの最大 30% を配信する世界有数の CDN の作成者です。
※アカマイHPより

 

アカマイの稼ぐチカラをみよう!

 

株式の投資では、色々なことに注目する必要があります。

しかし、時間や知識が限られる以上、的をしぼって重視すべき点に時間と労力を割くすべきでしょう。

株式の購入を考える時にジェイが最も重視するのがー

重視すること

キャッシュフローの状況

です。

 

なぜか?

企業の稼ぐチカラがわかるからです。

 

では、アカマイ(AKAM)のキャッシュフローから『稼ぐチカラ』を見てみましょう。

アカマイ(AKAM)のキャッシュフロー

アカマイ(AKAM)のキャッシュフローチャート

アカマイ(AKAM)のキャッシュフローチャート(2015年以降)



稼ぐチカラを示す『営業キャッシュフロー』は、常にプラスを維持しています。

プラスの営業キャッシュフローは、アカマイ(AKAM)の収益性の安定さを示しています

 

営業キャッシュフローと同じかそれ以上に重要な『フリーキャッシュフロー』も常にプラスです。

フリーキャッシュフローがプラスということは、アカマイ(AKAM)の使えるお金が潤沢にあることを示しています

 

さらに注目すべきは、『投資キャッシュフロー』が常にマイナスであるにもかかわらず、『フリーキャッシュフロー』が常にプラスを維持していることです。

フリーキャッシュフローはー

フリーキャッシュフローの計算

営業キャッシュフロー + 投資キャッシュフロー

で計算されます。

 

フリーキャッシュフローが常にプラスということはー

ここ重要です!

ビジネスで稼ぐチカラがあり、将来の投資も同時に行い、自由に使えるお金も持っている

ことを意味します。

簡単にいえば、典型的な『優良企業』ということです。

 

次に株式アナリストが予想するフリーキャッシュフローの予測チャートを見てみましょう。

アカマイ(AKAM)のフリーキャッシュフローチャート(予測)

アカマイ(AKAM)の予測キャッシュフローチャート(予測は2020年以降)

アカマイ(AKAM)の予測キャッシュフローチャート(予測は2020年以降)

 

右肩上がりで伸びていることがわかります。

 

ちなみに、2020年以降の投資キャッシュフローは、600Mドル前後で横ばいの予想となっています。

なので、フリーキャッシュフローが増加するという予想はー

ここも重要です!

アカマイ(AKAM)の稼ぐチカラがこれからも高まっていくことを多くの投資家が意識している

ことを意味します。

 

アカマイは効率的な経営をしているか?

次に、業界の中でアカマイ(AKAM)がどのくらい効率的な経営をしているのか?この点も見てみましょう。

 

効率的な経営しているのか?

これを考える時は『○○利益率』という数字を見ます。

○○利益率

売上高に占める営業利益と純利益の割合を示す数字のことです。
自己資本に対してどれだけの利益が生み出されたのかを示す自己資本利益率(ROE)も重要な指標です。
これらの数字が高いほど、効率的な経営をしていると判断します。

 

例えば、以下の指標は常にチェックされます。

重要な指標

  • 営業利益率=営業利益÷売上高
  • 純利益率=純利益÷売上高
  • 自己資本利益率(ROE)=純利益÷自己資本

上の指標を使って、アカマイ(AKAM)が業界の中で効率的な経営を行っているかどうか?を確認してみましょう。

 

アカマイ(AKAM)のファンダメンタルズ分析

アカマイのファンダメンタルズ

アカマイのファンダメンタルズ

上のチャートを見ると、すべての指標でアカマイ(AKAM)が業種の平均を上回っていることがわかります。

つまり、アカマイ(AKAM)は効率的な経営を行っていることがわかります。

 

ここまでのまとめ

ちょっと話が長くなってきたので、一度まとめますね。

いったんまとめ

  • コロナ後の世界は5Gを利用した『コンテンツ配信ネットワーク(CND)』のビジネスが拡大する

  • アカマイ(AKAM)は、CNDビジネスの世界でリーディングカンパニーの地位にある

  • アカマイ(AKAM)の営業キャッシュフローは常にプラスである。これは同社の稼ぐチカラが優れていることを示している

  • アカマイ(AKAM)の投資キャッシュフローは常にマイナスである。これは同社が常に投資をしていることを示している

  • アカマイ(AKAM)のフリーキャッシュフローは常にプラスである。これは同社の経営陣が利益と投資のバランスを考えながら会社を経営していることを示している。

  • アカマイ(AKAM)のファンダメンタルズを分析すると、効率的な経営をしていることがわかる。

以上の分析から、ジェイはアカマイ(AKAM)を買いのリストにピックアップしています。

次回の記事では、アカマイ(AKAM)のチャートを分析して、買いの水準について考えてみたいと思います。

 

米株の投資で勝つためには勉強が必要です

 

最後に。

米株(アメリカ株)の投資で勝ちたいならー

重要なこと

テクノロジーの勉強は絶対に必要

です。

 

今回の記事だけでなく、ジェイのブログ全般では『ハイテク株』について書くことが多いのですが、その理由はー

ハイテク株を重視する理由

コロナ後の世界の流れがテクノロジーの世界になることを見越しているから

です。

 

しかし、テクノロジーの勉強といっても幅が広すぎて、どうやって勉強したらよいのかわからない??という人がほとんとだと思います。

 

勉強で肝心なのは『入口』です。

ここを間違えると心がなえて、勉強するモチベーションがなくなってしまうからです。

 

そこでジェイのおすすめする方法はー

おすすめの学び方

テクノロジーが広がった世界を具体的にイメージできる本を読む

ことです。

ジェイのおすすめ本はこちらです。


2025年を制覇する破壊的企業

大手の金融機関やハイテク企業でキャリアを積んできた山本康正氏が、テクノロジーの知識がまったくない読者にも分かりやすく書いた『入口』の良書です。

最初の項目で、実在する企業のサービスが浸透した近未来の世界を小説形式で書かれた箇所があります

この部分を読むだけでも、『コロナ後の世界』がイメージできると思います。

そしてそのイメージこそが、米国株(アメリカ株)を取引するときにとても役立つとジェイは考えています。

今回の記事で取りあげたクラウドストライク(CRWD)のことも書いてあります。

ぜひご一読ください!

 

ジェイがおすすめする投資本はこちらから ▼

これは読んでおこう!

 

今回のまとめ

まとめ

  • 米国(アメリカ)の株式市場ではコロナリスクが株高の調整材料となっている
  • この局面では『クラウドセキュリティ』のサービスを展開している会社の株に注目したい
  • ジェイが保有しているクラウドストライク(CRWD)は今後も株価の上昇が期待できる銘柄
  • 『コンテンツ配信ネットワーク(CDN)』のサービスを展開しているアカマイテクノロジーズ(AKAM)にも注目したい
  • アカマイ(AKAM)は稼ぐチカラにすぐれ、効率的な経営を行っている優良企業である

注記事項

ジェイの米国株投資ブログ(以下当サイト)に掲載されている記事は、投資の助言を目的としたものではありません。当サイトに掲載されたコンテンツの正確性については、可能な限り注意を払っています。しかし、意図せず誤情報が紛れ込む可能性や情報そのものが古くなっている可能性があり、その正確性を完全に保証するものではありません。
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