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【9月の米国株】グロース株 押し目買いのタイミングは?

目安:この記事は3分で読めます。

サマリー

・9月の米株はパフォーマンスが落ちる傾向にある

・9月FOMCの焦点は最新のFF金利予想

・買いを仕掛けるならFOMCの内容と米金利の反応を確認してから


米国株のパフォーマンスチャート

基準日:2021年8月31日

・Nasdaq:ナスダック総合指数
・IWF:iShares Russell 1000 Growth ETF

上のパフォーマンスチャートを見ると、9月に入り米株価指数のパフォーマンスが落ち込んでいることがわかります。

歴史的に見て、9月の米株パフォーマンスは落ちる傾向にあります。

まぁ、今まで上昇一辺倒だったことを考えるならば、今の下落は『調整の範囲内』だとジェイは考えています。

しかし、この調整はもうしばらく続く可能性があります。

では、どのタイミングで米株の買い、特にグロース株の買いを仕掛けるべきか?

今日はこの点について、ジェイなりの考えを示します。

 

この記事の対象となる人

こんな人におすすめ

  • 米国株の投資に興味がある人
  • グロース株の投資に興味がある人

この記事でわかること

わかること

グロース株の買いを仕掛けるタイミング


FOMCまでは様子見

中長期のスパンで考える場合、米国株(アメリカ株)の上昇トレンドが続くとジェイは考えています。

しかし、連日で最高値を更新してきた状況を考えると、9月と10月は今以上に荒れる可能性があります。

その要因となり得るのがー

要因

FRBの政策転換

です。

FRBは現在、国債などを市場から買い入れて資金を供給する『量的緩和政策』と、政策金利(FF金利)をゼロ近辺に抑え込む『ゼロ金利政策』を実施しています。

FRBの金融政策

2つの金融政策

  • 量的緩和政策
  • ゼロ金利政策

現在、世界中の投資家はFRBがいつ『量的緩和政策』の縮小(テーパリング)に動くのか?この点に注目しています。

テーパリングの開始と縮小の規模によって、ゼロ金利解除の時期をある程度予想できるからです。

 

FOMCの焦点

FRBの政策転換を見極める上で、今月21−22日に重要なイベントがあります。

それがー

重要イベント

連邦公開市場委員会(FOMC)

FRBがテーパリングについて何のヒントを示さなくても、今回のFOMCはとても重要です。

なぜならー

注目ポイント

メンバーによる経済とFF金利の最新予想

が公表されるからです。

経済の予想については、GDP成長率とインフレ率が注目されます。

これらはもちろん重要です。

しかし市場の関心は今、金融政策に向いています。

よって、より重要なのは『FF金利の予想』の方です。

 

FF金利のポイント

では、FF金利の予想で注目すべきポイントはどこか?

それはー

注目ポイント

2022年の利上げを予想している人数

にあります。

FOMCメンバーによる予想

2022年 2023年
昨年12月時点の予想 1人 5人
3月時点の予想 4人 7人
6月時点の予想 7人 13人

上のデータを見ると、今年に入りFRBが利上げに前向きなスタンスへシフトしてきていることがわかります。

2023年には間違いなく利上げサイクルに入るでしょう。

しかし、問題はそこではありません。

注目すべきはー

ポイント

そのサイクルが2022年に前倒しされるかどうか?

この点にあるとジェイは考えています。

最新の予想は、今年の6月に公表されました。

その時点からアメリカの経済がさらに回復していることを考えると、6月の時点から2022年に利上げを予想するメンバーの数が増える可能性があります。

もし増加の人数が多い場合ー

ポイント

2023年でななく2022年にゼロ金利が解除される?

という思惑が各市場で高まるでしょう。

もちろん、市場の思惑とFRBが実際に行動するかどうかは分けて考えるべきです。

しかし、市場が思惑で動く特性があることを考えるならば、2022年の利上げを考えるメンバーの推移(数)には注目する必要があります。

 

ちなみにFRBは予測のFFレートを中央値で公表しています。

6月時点での2022年の予測中央値は0.1%、2023年のそれは0.6%となっています。

ここから読み取れることは、現時点のメインシナリオは2023年に2回の利上げが行われる可能性がある、ということです。

 

米金利の上昇リスク

9月のFOMCが”タカ派”的と市場で捉えられる場合、問題は米債市場の反応です。

2022年にも利上げか?なんて観測が高まれば、米金利には上昇圧力が高まることが予想されます。

これは米国株、特にグロース株にとっては避けたい展開です。

なぜなら、金利の上昇はグロース株にとってネガティブな要因だからです。

グロース株と米長期金利の関係

  • 米金利が上昇:グロース株が下落
  • 米金利が低下:グロース株が上昇

しかし、上でも述べたとおり、アメリカ経済の回復や昨年12月からのFF金利予想の推移(人数)を見ると、9月のFOMCではさらに強気の利上げ予想が出てくる可能性があります。

その可能性がある以上、FOMC前にグロース株の買いを仕掛けるのはリスクが高いとジェイは考えています。

 

FOMCと米金利の反応

よって、FOMCの内容とそれに対する米金利の反応を確認した後に、グロース株を買うかどうか?を決めた方がよい、とジェイは考えています。

特に、米金利の反応は重要です。

8月以降、FRBによる年内のテーパリングが意識されています。

それに伴って、長期金利は緩やかな上昇のトレンドにあります。

FOMC後もこの状況が続く場合は、10月の米金利の動きを確認する必要が出てくるとジェイは考えています。

アメリカ長期金利のチャート

出所:TradingVeiw

 

まとめ

・9月の米国株(アメリカ株)は、パフォーマンスが落ち込むパターンが見られる

・9月21−22日のFOMCで利上げの見通しについてタカ派の予想が出る場合、米金利が上昇する可能性あり

・FOMCの内容とその後の米金利の反応を見極める必要あり

・FOMC後に米金利の上昇幅が拡大する場合は、10月までグロース株の買いを見送ることも選択肢のひとつ

今回は以上です。


注記事項

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