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米国株式市場のパフォーマンス

米株高のけん引役はハイテクセクタ-

前回は、国や市場全体の株式パフォーマンスを考える上で株価指数という指標が重要であること、米国の代表的な株価指数は4つあることをお話しました。

今回は世界の株高を引っ張っている米国株式のパフォーマンスを比較します。
ルールは以下となります。

今回のルール

1:トランプ米政権が誕生した2017年以降の価格データを使用
2:2016年12月30日を基準日とする
3:基準値を100とする(100以上は上昇 / 100以下は下落)
4:2020年4月30日までのパフォーマンス

早速パフォーマンスを比較すると...

米国株価指数のパフォーマンス比較

一見して、赤いラインのナスダック100(NSDQ100)が他の株価指数のパフォーマンスを圧倒していることがわかります。
オレンジラインのナスダック総合指数(NSDQ Composite)も好パフォーマンスですね。しかし2019年以降、ナスダック100との差が徐々に開きつつあります。この背景には、時価総額の小さい企業の影響がナスダック総合指数のパフォーマンスに反映されているからでしょう。しかし最も重要なことは、5GやIoT(Internet of Things-モノのインターネット)の拡大でしょう。テクノロジーは今や社会的なインフレであると同時に、次世代の経済覇権を握るうえで重要な分野です。よって、米国は国を挙げてこの分野に集中的に投資することが見込まれます。当然、多くの投資家もこのことを意識するでしょう。ハイテク株は今後も米株高のけん引役となるでしょう。

ナスダック100はハイテク指数

ハイテク株の動向を考える上でナスダック100はとても重要な指数です。なぜなら、この指数はナスダック総合指数の中から金融以外のセクターで時価総額と流動性が最も高い100銘柄を組み込んだ株価指数だからです。いわばナスダック100=ハイテクセクタ-指数と言えるでしょう。この指数の中にはグーグル、アマゾン、アップルそしてフェイスブックといった誰もが知っている米国ハイテク企業が採用されています。

次にパフォーマンス数値を確認してみると...

パフォーマンス数値

ナスダック100185で、率に換算すると過去3年4か月でなんと85%も上昇しています!
ナスダック総合は165で率に換算すると65%です。なお、S&P500指数は130で30%の上昇、ダウ平均(Dow Average)は123で23%の上昇となっています。ハイテク株の比率が下がるにつれてパフォーマンスが低下するこの事実も、ハイテク株に投資家の資金が集中していることを示しています。

しかし、ハイテク株といっても玉石混交です。投資家の注目を集めているハイテク企業とは?
次回はこの点について考えてみます。

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