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株高の調整局面で外為市場はどのようなトレンドとなるのか?

今日もいい天気ですね。

毎朝、散歩をしていますが、今日は特に風が気持ちよかったです。


晴れ晴れした天気とは対照的に、今日のマーケットは曇り空、といったところでしょうか。

まぁ、昨日はあれだけ急騰したので、今日は「利益確定の日」といったところでしょう。

株高の調整、いわゆる反落の局面で、為替市場はどのような動きとなるのか?。


今日はこの点について考えてみたいと思います。


株高の調整局面で外為市場はどのようなトレンドとなるのか?

FEDによる「米ドル安と株高」のセット相場

現在の株式市場は、上昇トレンドにあります。

このトレンドをサポートしているのは、大規模な財政出動や超がつくほどの金融緩和といった...

政策に対する期待

です。


特に後者の超金融緩和政策は、金融市場にジャブジャブの資金を供給する政策です。

特に米ドルの量が半端ありません。

この点については、以下のコメントをご覧ください。


ちなみにこのコメントを執筆時点で、FEDのバランスシートの規模は...

7兆ドルを突破

しています。


これだけの米ドルが短期間で一気に供給されれば...

米ドル売り圧力が高まる

のは当然でしょう。


さらに、現在は景気の低迷で優良な投資先がない状況となっています。

そうなると、供給されたマネーは株式市場に流れるのが過去のパターンです。


こうして...

米ドル売りと株高がセット

となった現在の環境が生み出されているのです。

セットの関係が崩れれば、逆の展開へ

「米ドル売りと株高」がセットになっているということは、このセットの関係が崩れる場合...

米ドル買いと株安がセット

という逆の展開になり得る、ということでもあります。


これは往々にして..

株高の調整 → 米ドル買い

というかたちで発生します。


つまり、米ドル相場のトレンドは...

株式の動向次第

と、言えるわけです。

株高の調整局面で円が買われる理由

では、株高の調整局面で円が買われる理由はなんでしょうか?


それは日本円が...

資金調達に利用されやすい通貨

であること関係があります。


では、資金の調達とはなんでしょうか?

それは...

  • 金融市場から一定の間お金を借り入れして投資の資金を確保する
  • この資金の借り入れの際、低金利に加えて流動性の高い通貨がターゲットになる
  • ゼロ金利政策と国際的に価値がある円は資金を調整する際の通貨として選好されやすい

という理由から、海外の投資家や投機家たちが日本円を借り入れ、それを高いリターンが見込める資産へ投資するのです。

その資産は、株式や商品先物といった...

ハイリスク・ハイリターン

の資産です。


現在は、日本円と米ドルが資金を調整する通貨として選好されやすい状況にあります。

低金利の通貨を借り入れ、ハイリスク・ハイリターンの金融商品に投資をする手法を..

キャリートレード

といいます。

借りた円を他の資産に投資する場合は「円キャリー」と言われたりします。

株高の調整局面 ⇒ 円高のプロセス

この円キャリーで注目すべきは...

日本円は借りてきたお金

ということです。


借りたものは返す、当然のことです。


とうことは、投資資金として借りた日本円は為替市場で買い戻して、返さなくてはなりません。

上で「一定の間」と書きましたが、その期間は長くても...

3か月

程度です。


もちろん、その前に借りた日本円を返すこともあります。


それが...

株高の調整

です。


なぜ、株高の調整が日本円を返すきっかけとなるのか?

それは...

  • 株高の調整局面では利益を確保する動きが高まる
  • 利益は為替市場で日本円を買い戻す資金ともなる
  • 日本円を買い戻す資金はコストなので、日本円の借り手は保有している株をなるべく高値で売りたい
  • 株高の調整が進めばその動機がますます高まり、結果円買いの需要も高まる

ということです。

「米ドル買い vs 円買い」の戦い

2019年までは、株安や株高の調整局面で円買いが多くみられました。

しかし、最近ではコロナショックによる先行き不透明感から米ドル買いの需要も高まっているため、株高の調整局面では「米ドル買い vs 円買い」の戦いも見られます。


その結果、ドル円はFEDが超金融緩和政策を導入した4月以降、106~108円台を中心に売り買いが交錯する...

まれに見るこう着した相場

ドル円の日足チャート
日足(2020年3月以降)

になっています。


ドル円は、為替取引の世界では常に上位にある人気通貨ペアです。

しかし、これだけ狭い値幅だと利益を出すのは至難のわざです。

値幅の大きい新興国通貨で取引するという手もありますが、リスク要因が多く、突然のトレンドの変化に対応できない可能性があります。


一方、株式市場は...

値幅も大きく

かつ

政策相場による上昇トレンド

というわかりやすい状況にあります。


まだ投資をしたことがない人、投資の経験が浅い人は、株式投資から始めるのがベストな選択だと、ジェイは思います。

まとめ

今回のまとめです。

  • FEDの超金融緩和政策は、米ドル売りと株高のセット相場を生み出している
  • 株高の調整局面では、米ドルが買い戻されやすい環境にある
  • 同時に資金の調達通貨として選好されやすい日本円にも買い圧力が高まりやすい環境にある
  • 投資の未経験者や初心者は、値幅が大きく、かつトレンドがはっきりしている株式への投資がおすすめ

以上です。

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