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コロナ関連銘柄で注目をあつめるモデルナは買いなのか?

101回目となる今回は、米国のバイオ医薬品企業

モデルナ(MRNA)

を取り上げます。


なぜモデルナ(MRNA)なんだよ?なんて声が聞こえてきそうですが...
昨日の記事でも言いましたとおり、このブログでGoogleさんからの評判が良く、そのため多く読まれた記事がモデルナ(MRNA)だったからです。


はたしてモデルナ(MRNA)の株は買いなのか?


コロナ関連銘柄で注目をあつめるモデルナは買いなのか?

今日のポイント

モデルナはリスクが高い
米バイオ株を狙うなら他の銘柄がおすすめ

今回の記事の対象となる人

コロナ関連の株を買いたいと思っている人

コロナ関連の銘柄で注目をあつめるモデルナ

モデルナ(MRNA)は、コロナショック以降に注目されている米国のバイオ医薬品企業です。

具体的に何をやっているの?

遺伝子がもつ情報を、生命の維持に不可欠なタンパク質を発現させる細胞装置に運ぶ働きがあるといわれているメッセンジャーRNA(mRNA)を使って、新しい薬やワクチンを開発しています。

ムズカシイ...😅


なんで急に注目されているの?

モデルナ(MRNA)が現在開発している新型コロナウイルスワクチンへの期待が高まっているからです。

実際に健康なボランティア3万人を対象として後期の臨床試験を開始するなど、他のバイオ医薬品の企業と比べて、新型ワクチンの開発で一歩リードしています

また、米国政府からも10億ドルという多額の資金を援助してもらっています
資金面での問題も難なくクリアしているというわけですね。


株価はどうなってるの?

コロナショック前までは、15-30ドルのレンジで推移していました。

しかし、メッセンジャーRNA(mRNA)が新型コロナウイルスのワクチン開発に使える!との報道が出てから、モデルナ(MRNA)の株価は右肩上がりとなっています。

実際にチャートをみると...

モデルナの日足チャート(2020年2月以降)
モデルナの日足チャート(2020年2月以降)

先月17日に、最高値となる95.21まで急騰する場面がありました。

現在は、80ドル手前で上値の重い展開が続いていますね。


他のバイオ企業と比べてどうなの?

本来であれば、メッセンジャーRNA(mRNA)や遺伝子を使って新しい薬やワクチンを開発している企業と比べるべきですね。

ただ、モデルナ(MRNA)が注目された理由は「コロナショック」です。

なので、コロナワクチンを開発している企業を比較するのが今は良いでしょう。


今回は以下のコロナワクチン関連の銘柄と比較してみましょう。

コロナワクチン関連の銘柄

・ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

・ギリアド・サイエンシズ(GILD)

・ファイザー(PFE)


まずは株価のパフォーマンスですが...

米バイオ医薬品企業のパフォーマンスチャート(年初来)
米バイオ医薬品企業のパフォーマンスチャート(年初来)

モデルナ(MRNA)の圧勝です!
年初来からの上昇率は309%です!


ジェイなら買うのか?

結論から言います。

買いません


新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を考えるならば、モデルナ(MRNA)の株は今後も上昇する可能性があります。

しかし、これまでモデルナ(MRNA)の値動きの幅をみると、他の銘柄とくらべて、変動する幅が大きいことがわかります。

3社の変動率の比較チャート(2020年4月以降)
3社の変動率の比較チャート(2020年4月以降)

それって上昇の幅が広がっているからでしょ?

いえいえ、5月以降のチャートを株価の動きを見てください。

モデルナの日足チャート(2020年4月以降)
モデルナの日足チャート(2020年4月以降)

上に下にと大きく振れていることがわかります。

上下に大きく振れるということは、株価が不安定になっている証拠です。


期待先行で90ドル台まで上昇しましたが、今後の治験の結果や他のライバル企業の開発の状況によっては、モデルナ(MRNA)への期待が崩れる可能性があります。


また、企業が自由に使えるお金の量を示すフリー・キャッシュ・フローをみると、モデルナ(MRNA)の状況は良くありません。


米バイオ医薬品企業のフリー・キャッシュ・フロー(2016-2019年)
米バイオ医薬品企業のフリー・キャッシュ・フロー(2016-2019年)

たしかに今は、米国政府から資金が援助されています。

しかし、その資金も投資家の資金と同じで「期待先行」でモデルナ(MRNA)に入っていることを忘れてはいけません。


じゃぁ、どんなコロナ関連の銘柄がおすすめ?

モデルナ(MRNA)を買わないっていうなら、どんなバイオ医薬品の企業の株を買うの?


結論からいうと...

配当の高いバイオ医薬品の企業の株

を買います。


例えば、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は、米株の投資をするひとなら、一度は買いを考える高配当の銘柄です。

ジョンソン・エンド・ジョンソンの日足チャート(2020年2月以降)
ジョンソン・エンド・ジョンソンの日足チャート(2020年2月以降)

上のチャートをみると、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の株価は、140-150ドルを中心としたレンジで落ち着いた値動きとなっています

140ドルを割り込む展開があれば、買いを考えたい銘柄です。


また、ジェイが保有しているアッビィ(ABBV)も高配当の銘柄です。

アッビィの日足チャート(2020年3月以降)
アッビィの日足チャート(2020年3月以降)

アッビィ(ABBV)の株価は、緩やかな上昇トレンドから調整の局面にあります。

90ドル付近で買いを入れることを考えてもいいでしょう。


もちろん、短期で勝負に出るならモデルナ(MRNA)の買いはありです。

しかし、その勝負にかけるならば...

切り水準のルール

をあらかじめ決めておいてください。

まとめ

今回のまとめです。

  • コロナショック以降、モデルナ(MRNA)株への注目があつまっている
  • モデルナ(MRNA)の株価は変動の幅が大きい
  • モデルナ(MRNA)のフリー・キャッシュ・フローはマイナス
  • ジェイならモデルナ(MRNA)ではなく他の高配当の銘柄に投資をする
  • 例えばジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)やアッビィ(ABBV)といった銘柄
  • モデルナ(MRNA)株を買うならば損切りのルールを決めておこう

以上です。

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