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米国の株式は堅調地合いを維持 / 高まる米ドル安の圧力

今朝は、曇り時々雨というさえない天気でした。

午後から日が出てきて、気温も上昇してます。

これだけ寒暖の差が激しいと体調の管理が大変ですよね。


人間の最大の資本は...

健康

です!


楽しい?投資ライフも健康あってこそですからね!


さて、今日の株式市場ですが、日本の株式は鳴かず飛ばずの状況です。

底堅いですが、上値への警戒感も根強い、といったところですね。


一方、東京時間の米株の株価指数先物はプラス圏で推移中。

ナスダック指数が相変わらず強いですね。


株高トレンドが続く中、興味深いのが米ドルの動向です。

今日はこの点について考えてみます。


米国の株式は堅調地合いを維持 / 高まる米ドル安の圧力

投資家の心理は落ち着いている

米国の株式市場は、今後も底堅い地合いが続くとジェイは予想しています。


投資家の不安心理を示すと言われている…

恐怖指数

を確認すると、6月の2週目に上昇する展開がありましたが、その後は低下基調となっています。


VIX指数の日足チャート(2020年3月中旬以降)
VIX指数の日足チャート(2020年3月中旬以降)

恐怖指数が低下しているこということは...

投資家の不安心理が後退している

ことを意味します。


恐怖指数って何ぞや?と思う人は、以下のコメントをご覧ください。

「反落 ⇒ 押し目買いのチャンス」は変わらず

投資家の不安心理が後退している最大の要因は...

市場が抱く政策の期待

にあります。


この点については昨日のコメントで詳しく述べています。

ジェイは、現在の株式市場の状況を「政策相場」と呼んでいますが、この相場が大きな転換点を迎えるとするならば、今のところ、以下の2つの要因が考えられます。

  • 大規模なコロナショック第2波の発生
  • FEDが政策自体を大きく変更する

この2つの要因が市場で意識されない限り、株高の調整(反落)は見られても、株安トレンドへ転換する可能性は低いでしょう。

高まる米ドル安の圧力

興味深いのは、株高の局面でますます米ドル安の圧力が高まっていることです。


この点については、今週のパフォーマンスをみるとわかりやすいでしょう。

米ドル相場のパフォーマン(基準日:2020年3月19日)
米ドル相場のパフォーマン(基準日:2020年3月19日

・JPY=円
・MXN=メキシコペソ
・EUR=ユーロ
・GBP=英ポンド
・AUD=豪ドル
・BRL=ブラジルレアル


チャートのドル円の騰落率をみると、若干ながらマイナスとなっていることがわかります。


ドル円がマイナスということは...

米ドル売り圧力が円売り圧力を上回っている

ということです。


米国の中央銀行にあたるFEDが超金融緩和政策を導入して以降、株高の局面では円安優勢の場面が多く見られました。

それゆえ、ドル円は107円から109円のレンジを保っていました。


しかし現在のドル円は...

106円台へ下落

しています。


株高トレンドが続いているにもかかわらず、です。


米ドル売りと円売りの圧力がぶつかり合っているため、106円台を維持していますが、この状況で株高の調整圧力、つまり...

株安の圧力

が高まれば、ドル円は105円台へ突入する可能性が高いでしょう。


なぜか?


株安の局面では...

円高の圧力 > 米ドル高の圧力

という力関係が出来上がっているからです。


これもFEDによる大量の米ドル供給策が原因です。

ドル円の下落は米株投資のチャンス!

ジェイの予想どおり、ドル円が105円台へ下落する場合...

米国株式へ投資するチャンス!

です。


なぜか?


価値の高い円で価値の低い米ドルを買うことができるからです。


米国株式の投資に米ドルは欠かせません。

米ドルを得るためには、為替市場で手持ちの円資金を米ドルへ交換する必要があります。

この際、円高であればあるほど有利です。


また、手数料なども米ドルで計算されます。

同じ1米ドルの手数料でも105円と110円では、取引を繰り返すごとに大きな差となります。


リターンと同じく...

コストに対する感覚を磨く

ことも投資においては重要です。


この点については、こちらのコメントをご覧ください。

まとめ

今日のまとめです。

  • 相変わらず「政策相場」の株高が続ている
  • 株高の局面では米ドル売りの圧力が高まっている
  • ドル円は105円台へ下落する可能性あり
  • 円高は米株を投資するチャンスと考えよう!

以上です。

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