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5月の株式市場の振り返り

昨日が今年5月、最後の株式取引日でした。

そこで今回は、今月の日米欧の株式の動向をふり返ってみましょう。

今回のキーポイント

5月の日米欧の株価指数パフォーマンスを確認
米株高のけん引役だったナスダック100は冴えないパフォーマンスだった
あの巨大企業の銘柄も冴えないパフォーマンスだった

今月のパフォーマンスを確認

まずは、それぞれの株価指数でパフォーマンスを比較チャートで確認すると...

日米欧の株式パフォーマンスは?
5月のパフォーマンス / 米ドル建て

公平さを重視して、米ドル建てでパフォーマンスを評価しました。

なんと!
我らが日本のTOPIX(東証株価指数)がトップです!

一方、米国株式は日本と欧州のパフォーマンスより下です。

米国株式の上昇に追随し、日欧の株価指数の上昇が鮮明となっている状況は、パウエルFRB(FED)によって供給された大量の米ドルが、他の国の株式市場に流れ込んでいることを示唆しています。

ナスダック指数は相変わらずの強さ

次に米国の株式を比較してみましょう。

ナスダックの総合指数が5%を超えていますね
ダウ平均やS&P500のパフォーマンスと比較すると、5月も高パフォーマンスを維持したことがわかります。

一方、ナスダック100(3,000社以上も上場しているナスダック市場から、金融を除く時価総額の上位100社をピックアップして算出される株価指数)は、冴えないパフォーマンスでした。

そうはいっても、年初来からのパフォーマンスを確認すると、アルファベットの「V字」型による急回復により、すでにプラス圏へと浮上しています。

上昇率は9%を超えてきました。

基準日:2019年12月31日 / 基準値:0%

この状況を考えるならば、5月のナスダック100は利益確定の1か月だったということです。

原因はなんとあの巨大企業だった

ナスダック100のトレンドをけん引しているのはGAFAです。

ということは、冴えないナスダック100のパフォーマンスの原因を作った銘柄も、GAFAにあると考えられます。

5月28日時点のパフォーマンスチャートで確認してみると...

基準日:2020年4月30日 / 基準値:0%

フェイスブック(FB)とアップル(AAPL)の上昇が目立ちます。

グーグル(GOOL)はナスダック100に連動しています。

気になるのは...

アマゾン(AMZN)

です。
GAFAの中で、唯一ナスダック100のパフォーマンスを下回っています

また、5月のパフォーマンスはマイナス1.28でした。

5月のアマゾンは失速 しかし...

アマゾン(AMZN)が失速した理由に、経済活動の本格的な再開が挙げられます。
多くの人が外に出て消費をすることになれば、これまで「巣ごもり消費」の恩恵を受けていたアマゾン(AMZN)にとっては、一時的にせよマイナス要因となります。

また、新型コロナウイルスへの警戒心が高まっていた時に最高値を更新していたため、利益を確定する動きも見られました。

簡単にいうなら...

経済活動の本格的な再開が利益を確定する売りの口実となった

とうことですね。

それでもアマゾンは買い

では、経済活動が再開したことでアマゾン(AMZN)の株価は低下し続けるのか?

idMの管理人ジェイは、その可能性は低いと考えています。

その理由は...

1テクノロジーがインフラとして社会に浸透していく流れは変わらない
2ビッグデータがこれからのビジネスでますます重要となる
3収益の柱がクラウドサービスであり今後もこの分野が成長する

アマゾン(AMZN)は、時代の流れ(理由1)に上手く乗っている企業です。

そして、これからの世界経済では、ビッグデータを活用した多くの新ビジネスが続々と生まれてくることでしょう(理由2)。

その際に必要となるのが、膨大なデータとそれを管理するシステム、そしてクラウドサービスです(理由3)。

他にも資本力とかブランド力とか販売網とか...アマゾン(AMZN)の株価が上昇する可能性を挙げればキリがありません。

収益の面でもアマゾンは買い

また、収益の面でもアマゾン(AMZN)はやはり買いだと、ジェイは考えています。

アマゾン業界全体
営業利益率5.18%1.8%
純利益率4.14%2.11%
自己資本利益率21.95%7.37%
2019年12月時点 /業界(Consumer Services)

営業利益率、純利益率、そして最近では日本でも重視されている自己資本利益率(いわゆるROE)のすべてで業界全体を上回っています。

だけど高すぎる株価がネック

アマゾン(AMZN)は有望な投資の対象です。

しかし、株価を見てください。
5月29日の時点で2,442.37ドルです。
ドル円のレート108.00をかけて日本円に換算すると、26万円以上です。

米株は1株から投資がでるのが魅力のひとつです。
しかし、アマゾン(AMZN)1株に26万円ものお金を使える投資家はそうそういません。

では、どうすれば良いのか?

方法は2つです。それは...

1成長が期待できかつアマゾン株よりも安い銘柄に投資をする
2上場投資信託(ETF)を活用する

次回以降では、上の二つについてコメントします。

今回のまとめ

5月の米株のパフォーマンスは日欧と比べて冴えなかった
アマゾン株の下落がナスダック100のパフォーマンスに影響した
アマゾン株は上昇する可能性が高いが価格が高すぎる
ではどうするか?(次回以降へ)

以上です。

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