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【米国株】狙うはネットセキュリティーの株

この記事は3分で読めます

 

Aさん

今週の米国株はなんだかさえなかったですね
それでも米国株(アメリカ株)は買いなんですか?

 

今週の米国株の動きをみて-

『なんだか動きがおかしい』
『買うのが怖くなってきた』

と悩んでいる読者の方が多いと思います。

 

そこで今回の記事ではー

米国株を買うべきかどうか迷っている

という悩みについて、ジェイなりに答えていきます。

 

この記事を読んでわかること

わかること

  • コロナリスクと米ハイテク株の関係
  • 米金利と米ハイテク株の関係
  • 有望な米ハイテク株銘柄

 

この記事の対象となる人

こんな人におすすめ

  • 米ハイテク株を買うのにためらいがある人
  • どんな銘柄を買って良いかわからない人

 

結論からいいます

  • これから冬に入りコロナリスクが意識される相場となる
  • コロナリスクはハイテク需要を拡大させる
  • ハイテク需要の中でもネットセキュリティの需要が増すだろう
  • ネットセキュリティー株の中でも『クラウドストライク(CRWD)』は買いリストに入れておきたい優良銘柄

 

今週の米国株パフォーマンス

このブログでは毎週月曜日に、米国株(アメリカ株)のトレンドを予想した記事をアップしています。

今週16日(月)の記事では、以下の予想をおこないました。

前回の予想

  • 今週の米国株は上昇トレンドを維持する
  • ハイテク株は上昇トレンドを維持する

 

さて、ジェイの予想は正しかったのか?

まずは、今週のパフォーマンスをチェックしてみましょう。

米国株のパフォーマンスチャート

今週の米国株のパフォーマンス(基準日:11月13日)

今週の米国株のパフォーマンス(基準日:11月13日)

週明けはダウ平均S&P500指数の上昇が目立ちました。

しかしその勢いは続かず、17日以降は下落トレンドをたどり、今週はマイナスで終了しています。

 

一方、ハイテク株のトレンドを示すナスダック総合指数の方は、18日にマイナスとなる場面が見られました。

しかし、1週間をとおしてみるとプラス圏を維持していることがわかります。

最後の取引日となった20日のパフォーマンスは『+0.22%』

主要な3指数の中で、唯一上昇して終えました。

 

上の結果を見ると、ジェイの予想は半分は当たり半分は外れたということになりますね。

 

では、来週もハイテク株は買いなのか?

買いならばどんな銘柄が良いのか?

次はこれらの点について考えてみましょう。

 

ハイテク株の買いを継続

  • ハイテク株は引き続き買い
  • 下落の局面で押し目買いを狙うのがベターな戦略

これが今回の結論です。

 

ハイテク株を買いを考える理由は2つあります。

ポイント

  • これから米国株(アメリカ株)はコロナリスクを意識した相場となる
  • 米国の金利が再び低下している

 

 

最初の理由『米国株とコロナリスクの関係』を簡単にまとめました。

コロナリスクとハイテク株の関係

米国(アメリカ)では、1日の新型コロナの感染者がコンスタントに10万人を突破する状況が続いています。

20日には、1日の感染者数が『20万1,083人』と、過去最高を記録しました。

死亡者数も26万人以上と、世界で最も多い状況となっています。

第3波の真っ最中にある中、大規模な経済都市を抱えているニューヨーク州、カリフォルニア州、ペンシルベニア州そしてイリノイ州は、移動や営業の規制強化に乗り出しました。

これから本格的な冬を迎えることを考えるならば、コロナリスクを意識した対策が米国各地で取られるでしょう。

そうなると、日常の買い物や必要なサービス、さらには毎日の仕事といったあらゆる場面でハイテクの力に頼らざるを得なくなります

これは,、ハイテクサービスの需要が冬にかけて急増することを意味します。

 

ふたつめの理由『米金利の低下』は、現在の米株、特にハイテク株のトレンドをサポートしている要因です。

なぜなら金利の低下は、成長期待は高いが収益をあげているという実績がないハイテク企業の株高を正当化するからです。

この点については、以下の記事をご覧ください。

関連記事【米国株】これからの見通しと取引戦略 第3回

続きを見る

 

米金利の中でも、一番重要なのが10年債利回りです。

一般的に長期金利と呼ばれています。

米国の長期金利チャート

米国の長期金利の日足チャート(今年6月以降)

米国の長期金利の日足チャート(今年6月以降)

今年の8月に上昇し始めた米国の長期金利ですが、節目の1%手前でいきなり急低下しています。

『コロナリスク→将来の景気に対する懸念』が低下の要因として指摘されています。

これからコロナリスクが意識されることを考えるならば、長期金利は短期的に低い水準で推移することが予想されます。

これはハイテク企業にとってポジティブな要因です。

ということは、今の米金利の状況はハイテク株にとってもポジティブな要因なのです。

 

ハイテク株の中でもねらい目は?

 

では、ハイテク株の中でもどんな銘柄をねらうのが良いのか?

結論からいいます。

狙い目の株

ネットセキュリティー株

です。

 

なぜネットセキュリティの株が狙い目なのんか?

その答えは、今週のパフォーマンスにあります。

GAFAM』とネットセキュリティーのパフォーマンスチャート

GAFAMとネットセキュリティー株のパフォーマンスチャート(今週のパフォーマンス)

GAFAMとネットセキュリティー株のパフォーマンスチャート(今週のパフォーマンス)



米国株(アメリカ株)の代表的なハイテク銘柄として有名なのがGAFAMです。

ポイント

  • G:Google(グーグル)
  • A:Apple(アップル)
  • F:Facebook(フェイスブック)
  • A:Amazon(アマゾン)
  • M:Microsoft(マイクロソフト)

上のチャートを見ると、今週のGAFAMは総じてマイナスとなりました。

 

一方、過去にこのブログで紹介したネットセキュリティー株のパフォーマンスを見ると、すべて上昇しています。

ポイント

  • Crowdstrike(クラウドストライク)
  • Zscaler(ゼットスケーラー)
  • Palo Alto Networks(パロアルトネットワークス)

同じハイテク株でも、これだけ明確なパフォーマンスの差が出たことは注目に値します。

この差は、これから冬にかけてネットセキュリティーのサービス需要が拡大することを市場が意識していることを示しています。

 

狙うはクラウドストライク

 

上のネットセキュリティー株の中でも、特にジェイが注目しているのがCrowdstrike(クラウドストライク)です。

クラウドストライク(CRWD)の詳細については過去に記事を書いています。以下をご参照ください。

関連記事【CRWD】クラウドストライクは買いか?

続きを見る

関連記事【CRWD】ネットセキュリティの株を買うならクラウドストライク

続きを見る

 

ジェイがクラウドストライク(CRWD)を推す理由はいつくかあります。

なかでも重視しているのが『営業キャッシュフローの積み上がり』です。

 

この点をチャート確認してみましょう。

クラウドストライクのキャッシュフロー

クラウドストライク(CRWD)のキャッシュフロー(2019年以降)

クラウドストライク(CRWD)のキャッシュフロー (2019年以降)

コロナショックが発生した2020年以降、営業キャッシュフローが急速に積みあがっていることがわかります。

これは、クラウドストライク(CRWD)のビジネスが拡大し、経営がしっかりしてきた証拠のひとつです。

経営がしっかりしてきたということは、それだけクラウドストライク(CRWD)が提供するサービスの需要が拡大していることを意味します。

このためクラウドストライク(CRWD)が自由に使えるお金であるフリーキャッシュフローもプラス』となっています。

 

コロナリスク、ネットセキュリティーサービスの需要拡大、そして潤沢なキャッシュフロー

クラウドストライク(CRWD)は注目銘柄として、常にウォッチしておくと良いでしょう。

ちなみにジェイは、10月に125ドルでクラウドストライク(CRWD)の株式を買いました。

株価が下落する局面では、さらに買い増す計画です。

 

まとめ

まとめ

  • これから冬に入りコロナリスクが意識される相場になる
  • コロナリスクはハイテクサービスの需要を拡大させる要因となる
  • 特にネットセキュリティの需要が増すだろう
  • 米金利の低下はハイテク企業の株高を正当化する
  • ネットセキュリティ株の中で注目すべきは『クラウドストライク(CRWD)』

注記事項

ジェイの米国株投資ブログ(以下当サイト)に掲載されている記事は、投資の助言を目的としたものではありません。当サイトに掲載されたコンテンツの正確性については、可能な限り注意を払っています。しかし、意図せず誤情報が紛れ込む可能性や情報そのものが古くなっている可能性があり、その正確性を完全に保証するものではありません。
当サイトのコンテンツを参考に投資を行い、その後発生したいかなる結果についても、当サイト並びにブログ運営者は一切責任を負いません。すべての投資行動は『自己責任の原則』のもとで行ってください

 

最後に

Pythonを学びたい方へ

今回の記事の中にあるチャートは、プログラミング言語『Python』で作成しました。

今やPythonは、マーケットの分析に限らず、あらゆる分野で活用されているプログラミング言語です。

なのでPythonを学んでおけば、米株の投資だけでなく、これからの人生においても心強い味方となってくれるでしょう。

私もPythonを学んでみたい!

という人は以下のリンク先をご覧ください。

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