心をコントロールしたいあなたへ
トレードはあなたの『心』次第
投資では、”あなたが決めたルール” に則って取引をすることが鉄則です。
しかしそれを続けるのは難しいことです。
人間は感情に支配されやすいからです。
感情とは、『心』のことです。
自分の心をコントロール出来なければ、どんなに良い投資のルールを作っても、それが活かされることはないでしょう。
コントロールが難しい心をいかにしてコントロールするのか?
この問題を考える上で、ジェイが『これは心のコントロールに役立った!』と思った良書をご紹介します。
セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる
最初にご紹介するこちらの本こそ、あたなに真っ先に読んでいただきたい心をコントロールする本です。
こんな方におすすめ
- 失敗をいつまでも引きずる人
- 過去の辛い経験にしばられている人
- 今の苦しい状況から抜け出したい人
この本の読み方
- 最初から読むこと
- 心をコントロールするテクニックに印をつけること
- 自分に合ったセルフ・コンパッションをひとつ実践すること
セフル・コンパッションとは『あるがままの自分を受け入れる』ということです。
そうすることで、自分が投資で失敗したり、はたまた人生で苦難に直面しても心をコントロールして次に進めるのです。
著者のクリスティーン・ネフ氏も苦難の人生を歩んだことが本書で書かれています。
そしてセルフ・コンパッションによって救われたことも。
本書を読んでいただければ、自分の心をコントロールするテクニックを知ることができるでしょう。
『セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる』で紹介されている数々のテクニックは、取引で損切りなどの失敗をした時にともて役立ちます。
それどころか、あなたの人生をも好転させる影響力がある本だと思います。
なぜそんな大げさなことが言えるのか?
それは、ジェイがこの本で救われたからです。
あなたも実際に読んで、そのことを確かめてみてください。
マインドフルネス ストレス低減法
次に紹介する本は、近年多くの成功者が実践している『マインドフルネス(瞑想)』系の本です。
こんな方におすすめ
- 普段の生活に心をコントロールする方法を取り入れたい人
- マインドフルネス(瞑想)に興味がある人
- 集中力を高めたい人
この本の読み方
- 一回目は初めからサッと読む
- マインドフルネス(瞑想)のテクニックが書かれている箇所に付せんなどの印をつける
- 2回目以降は印をつけたページから、今の自分にできるテクニックだけを読み込む
- できるテクニックをひとつだけ選びそれを毎日実践する
この本は宗教色を極力なくし、『科学的』にマインドフルネス(瞑想)の効果と心に与える影響を詳しく解説しています。
本に書かれている知識を日常で使って初めて『本を読んだ』といえるのです。
『マインドフルネス ストレス低減法』は、瞑想を軸にあなたの心をコントロールするテクニックを数多く紹介しています。
例えば、レーズンを口で噛(か)んでいるときに、その感触や噛んでいる行為自体に集中する-などなど。
本書は『セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる』と同じく、”実践的” な本です。
本書で書かれたテクニックを実践し続けると、心をコントロールしている自分に気が付くことでしょう。
実際、ジェイがそうでしたから。
『セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる』と『マインドフルネス ストレス低減法』の二冊を読み込めば、投資の失敗や人生の苦難を乗り越えることができるでしょう。
ぜひご一読ください!
ザ・トレーディング──心理分析・トレード戦略・リスク管理・記録管理
『セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる』と『マインドフルネス ストレス低減法』で、心をコントロールするテクニックを実践しながら、以下の本を読むことをおすすめします。
『ザ・トレーディング』は、投資ルールのカテゴリーで一番最初にご紹介しました。
自分をコントロールする観点からこの本を読む場合は、以下の2つが重要となります。
この本の読み方
- ルールを守ることがいかに難しいかということを意識して読む
- ルールを守れない心理の原因は何か?を意識して読む
新たにポジションを持つ時、利益を確定する時、損切りをする時... 常に人の心は揺れ動きます。
揺れ動く心をコントロールするためにはどうしたら良いのか?ということを理解するには、やはり『ザ・トレーディング』がベストだとジェイは思います。
『セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる』と『マインドフルネス ストレス低減法』の二冊と合わせて読むと、”勝てる投資家マインド” を育てることができるでしょう。