テクニカル分析
テクニカルを軽視すると投資では勝てない
投資のルール、心のコントロールをひと通り学んだあとは、必ず『テクニカル分析』についての知識を身に着けましょう。
プロの投資家はファンダメンタルズ分析を重視します。
しかし、ファンダメンタルズ分析で相場のすべてを知ることはできません。
ゆえにプロの投資家は、ファンダメンタルズ分析では見えないトレンドの強さや売買のポイントを知るため、必ずテクニカル分析を使います。
そして最終的な投資の判断を下すのです。
テクニカル分析で重要なことはー
多くの投資家やトレーダーが使っている指標を使う
ということです。
多くの投資家やトレーダーが使っているということは、テクニカル指標が示すシグナルが、トレンドの加速またはトレンド転換の心理的なポイントになるからです。
しかし、テクニカル分析は奥が深い分野です。
それゆえ、常に勉強が必要な分野なのです。
ここでは、ジェイが実際に読み込んで『この本は使える!』という良書をピックアップしました。
どれか一冊を手元に置き『読んで→実践』を繰り返していけば、あなたの勝率は格段に上がることでしょう。
まず最初にご紹介する本は、以下の一冊です。
先物市場のテクニカル分析
こんな方におすすめ
- 一冊でテクニカル分析を勉強したい人
- 色々なテクニカル指標やトレンドパターンを知りたい人
この本の読み方
- 最初から読まないこと
★これ需要です! - 移動平均線やMACDなどみんなが使う指標を中心に読むこと
- 自分の興味ある指標を中心に読むこと
正直に言って、この本さえあれば他のテクニカル分析本はいりません。
しかし、一つ問題があります。
それはー
分厚い本
だということです。
分厚いということは、それだけテクニカル分析に関して詳細に書かれているということです。
しかしあの分厚さは、初心者の方にとって中々ハードルが高いでしょう。
この本を避けた方が良いひと
- 分厚い本が苦手な人
- はじめは超がつく入門書から学びたい人
そこで、もっと簡単な本が良いという方は、以下の本をおすすめします。
7日でマスター 株チャートがおもしろいくらいわかる本
こんな方におすすめ
- 分厚い本が苦手な人
- 文字ではなく図柄で学びたい人
- チャートの基本的な読み方を学びたい人
この本の読み方
- 最初から順を追って読む
- 太文字や色文字を意識して読む
テクニカル分析の基本は『チャートを読む』ことにあります。
チャートを読むとは、ラインチャートやローソク足の動きから何が読み取れるのか?を常に考えることです。
難しそうに聞こえますが、この本は会話形式でストーリーにそって、分かりやすくチャートの読み方を解説しています。
また、豊富なチャートのパターンも紹介しています。
本が苦手なんだよね...
テクニカル分析について何も知らない...
という人は『7日でマスター 株チャートがおもしろいくらいわかる本』を読んでから『先物市場のテクニカル分析』でより詳しく勉強することをおすすめします。
テクニカル分析の中に『オシレーター系』という指標があります。
オシレーターとは『振り子』とか『振り幅』という意味です。
オシレーター系の指標を中心に学びたい人という人は、以下の本をおすすめします。
ワイルダーのテクニカル分析入門 ——オシレーターの売買シグナルによるトレード実践法
こんな方におすすめ
- 上で紹介した本を読んだ人
- オシレーター系の見方 / 使い方をマスターしたい人
この本の読み方
- 最初から読まない
- 人気のあるオシレーター系を中心に読む
- あなたが興味の持ったオシレーター系指標の箇所を読む
この本を読む前に、必ず『先物市場のテクニカル分析』と『7日でマスター 株チャートがおもしろいくらいわかる本』を読んでください。
なぜなら、オシレーター系の指標はあくまでも『補助』的な役割だからです。
木に例えるなら、オシレーター系は『枝葉』です。
あくまでもテクニカル分析の基本は、価格の動きを示すローソク足であり、トレンドラインや移動平均線です。
これらの指標は、木でいうところの『幹』です。
幹がしっかりして、はじめてきれいな枝葉が育ちます。
テクニカル分析も一緒です。
まずは基本をおさえてから、オシレーター系を勉強しましょう。
学ぶ順序を間違えなければ、あたなの勝率はグッと上がるでしょう!